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2024年03月08日21:44

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【第48期 囲碁 棋聖戦七番勝負第7局】

■一力三冠勝ち3連覇=囲碁・棋聖戦
(時事通信社 - 03月08日 20:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7779768

囲碁界の最高位を争う第48期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)の第7局が7日と8日に山梨県甲府市の常磐ホテルで行われ、黒番の一力遼棋聖(26)が白番で挑戦者の井山裕太二冠(34)=王座、碁聖=を破り、シリーズの成績を4勝3敗として棋聖位の3連覇を達成して、同時に本因坊及び天元とを合わせた三冠を堅持した。

● 井山二冠、復位ならず惜敗 ○
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/kisei/20240306-SYT8T5111432/

一力棋聖は充実していた。
スコア的には辛勝という結果であるが、井山二冠とは合口が悪く、過去に何度も苦杯を喫して悉く阻まれてきたという印象が強い。
そんな中で対井山戦で戦果を上げずして向上なしという課題に取り組んで来たが一方的な敗退をすることなく接戦へ持ち込んで勝機を見出すというノウハウを獲得した事を証明する様な結果だったと思う。
これで、3期連続、通算3期目の棋聖位となって、名誉棋聖の称号獲得が視界に入りつつ有るというところ迄、辿り着いたと思う。
更に三冠をを維持して棋界のトップの座を守った。
次の本因坊戦の防衛戦も気持ち良く入って行けそうだ。
また、名人戦、碁聖戦、王座戦の3期戦で未だ可能性を残しているので、更なるタイトルの獲得・拡大を目指す戦いが続く。

一方の井山二冠はタイトルの奪還は成らなかった。
並行している十段戦が厳しいスタートとなっていて悪い流れを止めたいところだったが、厳しい結果になってしまった。
10期の獲得は過去に趙治勲名誉名人の9期、高川格名誉本因坊の9期、小林光一名誉碁聖の9期、将棋界でも羽生善治永世名人の9期といった具合にジンクスの様な壁があるという事も事実で、今期にこれを突破することが出来なかった。
現在挑戦中の十段戦は名誉称号の獲得者が未だ居ないというジンクスへの挑戦が続く井山二冠は、何とか早く立て直しを図って十段戦での三冠復帰を目指したいところだが、相手の芝野十段は一力棋聖と比較して合口が悪く、状況は大変厳しいものがある。
年齢的な戦いにも臨まなければならない状態も加わってピンチの井山二冠としては、今迄の長年に亘る番碁の経験も頼りにして、何とか打開して行きたいところ。
また、七大タイトル獲得総数も区切りの60期乗せを早く達成して行きたい。

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