九方拝の勧め

六方拝というのは、
聴いたことがあるかもしれません。
　
ねこっては、
「九方拝」をお薦めしています。
　
　
　
六方拝も、九方拝も、
考え方は同じです。
この世界の、あらゆることに感謝する。
ってだけのことです。
　
　
この世界、宇宙は、
この世界、宇宙の中心の神様である創造神で満たされています。
　
あらゆる現象、私に起こること、目の前に展開されることは、
たとえ嫌なことであれ、忌み嫌うものであれ、
宇宙の中心の神様、宇宙の中心の神様の分け御霊が
起こしてくれています。
　
それらのこと、それらを起こしている者を
見下したり、忌み嫌って、疎かにすることは、
その神様、分け御霊の想いを踏み躙り、
蔑ろにするすることに他なりません。
　
例え、それが、
悪人だったとしても、
悪魔だったとしても、
舞台の裏では、同じ創造神の分け御霊、
同じ劇団員の仲間なのです。
　
　
特定の神を信じている人々が陥りやすいのは、
自分が信じ込んでしまっている神のカタチ以外は
神ではないという思い込みをしてしまうことです。
　
その思い込みが、
不幸を呼びます。
　
簡単です。
あなたが誰かに親切にしてあげた時、
その親切にしてあげた誰かが、
目の前のあなたではなく、
その誰かが信じている神に向かってありがとうって
感謝の想いを伝えているのを見せられたら、
あなたは、自分は蔑ろにされたと
感じないでしょうか？
　
　
あらゆる現象、
それを引き起こすあらゆる者は、
自分が信じている神様が著れた状態です。
誰かにとっては、あなたも、神の著れのひとつカタチなのです。
　
それを、自分の意にそぐわないとか、
気に入らないとかの身勝手な言い分で、
感謝したり、宥めることができなければ、
その神は荒ぶって、災難を引き起こし、
自ら災難を呼び寄せることにもなるのです。
　
自分が信じる唯一神に感謝の意を伝える前に、
それがどんなに嫌なことでも、
そこには意味があり、価値があり、学びがあり、
その起こっていること、
それを起こしてくれいることの意を汲み、
それを起こしてくれた。くれている存在に
感謝の意を伝え、宥めることで、
荒ぶる神も鎮まり、
あなたの味方になり、
未来を切り開く味方になってくれるようになるのです。
　
　
　
あらゆる方向に感謝を伝えるという意味で、
六方拝はとても良いことです。
　
ただせっかくなので、
そこに、さらに三方向付け加えると、
今まで見過ごされ、蔑ろにするされてきた神様も
浮かばれることになり、
そこに感謝の気持ちを著すあなたも幸せになれる
かもしれないよ。
ということで、
三方向加えて九方拝とすることをお勧めしています。
　
どういうやり方が正しいとか、
正しい呪文がある訳でもありません。
　
自分を、ここに居させてくれている
あらゆるものに感謝できれば良いだけのことだから、
どちらが正しい、どんな方法が正しいなんてことはありません。
　
ただ、せっかくだから、
それぞれの方向に在られる神様の姿を明らかにして、
それぞれの神様の担っている役割を明らかにして、
それらの神様が、
私の命を支え、
私を幸せにするために
奔走していてくれていることに、
感謝できれば、
私は、益々幸せで居られるようになる。
のです。
　
　
　
六方というのは、
東西南北と上下の六方向。
私は、それに
過去と未来という時間軸を加えることを
ここではお勧めしています。
　
過去の出来事無くして、
今の私は成り立ちませんし、
未来への希望、道標、約束がないと、
挫けてしまいます。
　
それでは、
まだ八方向で、
もう一方向足りません。
　
それこそ、そこにこそ、
最も大切な神様が存在しています。
　
それは、
自分の中心にいる神様に感謝するってことです。
　
　
私の中心の中心の中心に在る神様は、
宇宙の中心の宇宙全体の神様でもあり、
ある意味、最ももっとも、大切な神様で、
全く別次元、別格の神様と言える神様です。
　
そこに、
感謝することを忘れちゃならないと、
ねこっては思っています。
　
　
　
　
過去のあらゆる出来事は、
今の私が、
今ここに居るのに必要だったことです。
その辛かったこと、
嫌だったことは、
今の私を形成するのに必要だったこと。
そのことに気づけたら、
過去のあらゆることには、
感謝の念しか浮かばなくなるでしょう。
　
　
少なからず、
過去の何かを否定することは、
今私に足りないものがあるってことになってしまいます。
　
過去の出来事の、
あらゆることに、
感謝することで、
今の私は、幸せで居られることが
できるようになっています。
　
だから、
過去に嫌なことがあったとしても、
敢えて、
その出来事に出逢え、経験できたことに
感謝の意を表すのは忘れてはなりません。
そういう意味において、
重要な方向だと思います。
　
　
　
未来は、
理想の未来が訪れるということで、
成り立っています。
　
もし、
未来に、
希望が見出せないならば、
今の私は幸せで居られません。
　
恐怖や、不安に支配され、
幸せで居られません。
　
だから、
未来の最大級の理想の未来から
そちらに引き寄せてくれる何者かがいることを
信じて感謝できる必要があります。
その何者かは、神と呼んで良いのではないでしょうか？
そうやって、最大級の理想の未来から、
今の私を引き寄せてくれる神々に、
そうやって引き寄せてくれることに、
感謝することで、
その最大級の理想の未来は
「約束の地、約束の時」として、
私に生きる希望を与えてくれるのです。
　
私が、そこに至ることに感謝することで、
私の未来は、最大級の理想が実現することが
約束されることになるのです。
　
だから、
未来の神様に感謝をすることは、
とても、とっても大切なことなのです。
　
　
そして、
私の中心の神様は、
宇宙の中心の神様でもあり、
宇宙の全てを司る神様でもあります。
　
そして、そこには、
私を今ここで、
支え、導き、見守る神々も連座しています。
　
例えば、
守護神、守護霊とか、
ハイアーセルフとか言われる見えない世界から、
私を教え導き支え、見護る存在たちが居ます。
それらに感謝しなければ、
今の私は成り立たちません。
　
そういう神々も含めて、
自分の中心の神様に感謝の意を表す必要があります。
　
　
その、三つの方向を含めて、九方拝として、
毎日一回感謝の意を伝えるようにすることを、
ねこってはお勧めしてます。
　
　
六つの方向に、
それぞれ意味を持たせてはいるけれど、
元々は意味はありません。
　
今の自分を成り立たせている神々が、
あらゆる方向に居て、
それを言葉に表すことで、
そういった神々にも感謝の気持ちを伝えることが、
自分を幸せにしてくれる
力の源泉になるのです。
　
だから、
親が東に居ようと、西になろうと構いません。
ある友達たる神が、
南に居ようと、北になろと、
どこから現れようと構いません。
　
普段は見逃してしまい、
蔑ろにしてしまいがちな
あらゆる神々に、
感謝の意を伝えるのが目的だから、
形式なんてのは、どうでも良いです。
　
ただ、普段忘れがちな、
感謝の意を表すことが大切なだけです。
　
だから、
それぞれの方向にどんな神々を
仮定して配置して、
何を伝えるかは、
一人一人の自由で良いのです。
　
　
そうは言っても、
なんらかの、見本、手本があると、
自分独自の方法、言葉を作るのが容易くなるだろうから、
私が実際にしている方法を、私が唱えている文言を、
ここに、記しておきます。


　
　
　それぞれの方向で伝える文章が長いので、
　文言をプリントアウトした紙を用意します。
　それぞれの方向に向き、挨拶をして、
　その方向の神様たちに伝える言葉を読みます。
　　その文章をすらすら唱えることができる人は、
　　そんな紙を読む必要はないでしょう。
　そして、紙を傍にして、手を合わせ、
　同じ文言を心を込めて唱えます。
　それを、各方向で繰り返します。
　東西南北、行った後、
　一応、天の神では東、地の神では西、
　過去の神では南、未来の神では北に向いて、
　私の中心の神様では、再度、東に向き直し、
　感謝の意を伝えます。
　
　
東の神様、ご先祖の皆様･神様、日本を築いた神々の皆様、私が豊かに生きていく環境、基盤を築いて下さり、ありがとうございます。

西の神様、家族、親戚の皆様･神様、今の日本を繁栄させ下さる神々の皆様、私の日常を支えて下さり、ありがとうございます。私と共に生きて下さり、ありがとうございます。

南の神様、教師、指導者の皆様･神様、私を導き、学び、試練の機会を与え、その試練を乗り越えさせて下さり、ありがとうございます。

北の神様、親友、同胞、仲間の神々の皆様、同じ方向を向き、同じ志を持ち、親しく分かち合い、貴重な縁を結び、生きる歓び、生き甲斐を与えて下さり、ありがとうございます。

天の神様、太陽・天空・大気の恵みの神々の皆様、私たちが豊かに生きていける環境を創り、大いなる宇宙から私たちをお見守り下さり、ありがとうございます。

大地の神様、大地・大海の恵みの神々の皆様、命に養分を与え、実りを齎し、私たちの命を支え、育て、育んで下さり、ありがとうございます。

過去の神様、過去のあらゆることは、今の私に至るのに必要だったこと。私をここまで導いて下さり、ありがとうございます。私に様々な貴重な経験をさせて下さり、ありがとうございます。今、必要なことを思い出させて下さり、ありがとうございます。

未来の神様、私が経験する理想の未来を、イメージさせてくださりありがとうございます。私に希望を与え、望みを叶え、私を理想の未来に引き寄せて下さり、ありがとうございます。

今ここ、私の中心の神様、創造主様、守護神様、ハイアーセルフ様、いつもいつも私と共に、今ここを体験し、私を目覚めに導いて下さり、ありがとうございます。お支え下さり、ありがとうございます。お見守り下さり、ありがとうございます。
　
　
　
　
　　可能な限り、一日に一回、
　　存在していたことさえも忘れがちな、
　　あらゆる神様に、感謝の意を伝えることで、
　　忌み嫌ってしまった者、蔑ろにしてきた者の意を汲み、
　　それらの神々の力さえも借り受けることができるようになり、
　　今ここに居る私は、
　　ますます、
　　確実に幸せで居られるようになるはずです。
　　そして、
　　理想の地に踏み込み、理想の時を迎えるという
　　神様との約束を果たして貰えるようになるのです。
　

　
　
　　私の、最高最大の理想の未来は、
　　私にやってくることが約束されました。
　　ありがとうございます。