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2024年02月14日22:59

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【映画感想】笑う大天使('06)

最近実写化映画を続けて観ており、今日は川原泉の傑作を実写化した『笑う大天使('06)』を観ました。

川原泉の原作の大ファンな私ですので、当然公開当時も観ておりますが、映画についての一切の記憶を喪っており、今回は真っ更な気持ちで観られたと思います。

そして、観た感想として、これはあまりにもヒドいですね。そりゃ記憶も喪いもします…

まあ、本当にヒドい出来ですが、これも時代だったと言うしかなく、公開当時は私も諦念と共に怒りを封印したが故に記憶に残っていなかったのでしょう。

今日、あらためて観て、ストーリーがどうとかよりも、原作に対するリスペクトが足りないのではないかと、そんなことばかり思ってしまいました…

ストーリーもヒドいし、何の深みもない登場人物もヒドいですが、もう物語が始まった直後から、まるでピンサロかキャバクラみたいな服が「聖ミカエル学園」の制服だと言い張るところからして、もはやイロモノにする意図しか感じられず、ああ、この作品は原作どころか演者にも、作品そのものにも、なんのリスペクトもないのだな…と感じました。

まさに売出中のこの頃に、この作品の主演を務めなくてはならなかった上野樹里が気の毒でなりません。

若かりし頃、繰り返し読んだ原作コミックスは、あまりにもボロボロだったのでいつかの引っ越しの時に処分してしまいました。しかし、今、こんな形で映像化されていたことに怒りを覚え、発作的に電書で全巻を購入していました。

久々に、川原泉の世界に耽溺したいですwww
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