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2024年02月13日01:29

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藤井聡太が敗けた

藤井聡太が2月10日、朝日杯の決勝で永瀬拓矢九段に敗れた。

YouTubeの将棋棋譜解説は、
人気順(チャンネル登録者数順)なら
nanamimizuki<元奨励会ヤス<元奨励会アユム
となるのだが、
僕の好きな解説は、
アユム<元奨ヤス<nanamimizukiの順だ。

↓nanamimizukiの朝日杯準決勝棋譜解説
▲藤井聡太朝日杯vs△糸谷哲郎八段
https://m.youtube.com/watch?v=JISwbWCWNHw

↓元奨励会ヤスの朝日杯準決勝棋譜解説
▲藤井聡太朝日杯vs△糸谷哲郎八段
https://m.youtube.com/watch?v=jOAQxHvpCjU

↓元奨励会アユムの朝日杯決勝棋譜解説
▲永瀬拓矢九段vs△藤井聡太朝日杯・八冠
https://m.youtube.com/watch?v=l_m6IOX5jNQ

藤井聡太の将棋は、終盤型で、上記朝日杯の準決勝対糸谷哲郎八段戦でも、序盤の劣勢を終盤力で跳ね返すという、いつものパターンだった。

朝日杯トーナメントは持ち時間各40分の早指し棋戦で、決勝では、永瀬拓矢九段が先手で、序盤を時間を使わずにリードし、藤井の持ち時間を削った。藤井が1分将棋になった時には、永瀬九段の残り時間が39分と、時間責め(永瀬が殆ど時間を使わず)に遭って、藤井が敗けた。

藤井聡太は、これで、今期42勝7敗。
勝率.8571
今期の残りは、NHK杯でベスト4に残っているのと、棋王戦タイトルの5番勝負だ。

中原誠の年度最高勝率は、47勝8敗の.8545だが、藤井聡太は残り5勝1敗で並ぶ。従って、
NHK杯トーナメントで優勝を逃すと、
仮に棋王戦で3-0防衛しても、
3-1又は4-1で、最高勝率には届かない。
しかしNHK杯で準決勝決勝と2連勝して、
棋王を3-0防衛なら、
5連勝でフィニッシュで、
年度最高勝率の更新となるし、
NHK杯で優勝して、棋王戦を3-1防衛ならば、
47勝8敗の同率最高勝率となる。
藤井聡太vs糸谷哲郎は、藤井の8-0
藤井聡太vs伊藤匠は、藤井の7-0-1持将棋で、
糸谷や伊藤匠は、藤井に一度も勝たせて貰えない。
藤井聡太は、NHK杯などの早指し棋戦にも強いが、どちらかと言えば、タイトル戦等の持ち時間の長い棋戦では、深く読む分だけ、序盤の劣勢を終盤力で跳ね返すチャンスが得易い。
従って、対伊藤匠の7-0-1という成績の通り、藤井八冠が伊藤匠に5番勝負で2番指し込まれる事も考え難い。
中原誠十六世名人が、1967年度に樹てた年度最高勝率の56年振り到達あるいは更新は、NHK杯トーナメント残り2戦に懸かっていると言える。
しかし、恐らく棋王戦の第2局(2/24)迄の
2月13日or14日or 15日あたりに、
NHK杯の準決勝・決勝3局、
及び表彰式の収録があるのだ。
藤井聡太は、八冠(タイトルホルダー)なので、
竜王戦を4-0・王将戦を4-0、ストレート防衛等して勝つと、
予定された第5〜7局が無くなってヒマになる。
逆に挑戦者側は、勝てば棋戦が増えて忙しい。
恐らく、NHK杯準決勝と決勝の3局は、
同日に収録される。
決勝進出者のネクタイが、準決勝と決勝で異なるかどうか(2本用意するのか)
羽生善治会長(ベスト8に残っている/表彰式で賞状や杯を授与する)や
準決勝決勝解説者の顔触れにも注目だ。

藤井聡太関連以外では、
僕の今期の関心事は、
順位戦の昇級降級と、
奨励会三段リーグの四段昇段者かな?
三段リーグで、順位1位(次点持)中3のの山下数毅は現在9勝5敗で、残り4戦を全勝しても、3位が14勝4敗なら昇段出来ず、中学生棋士のラストチャンスを活かせない。
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