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北海道民が大好きな「ザンギ」、鶏肉に衣を付けるか漬けだれに浸して下味を付けてから揚げた鶏のから揚げや竜田揚げに似たメニューで、北海道では全域で愛されているが、発祥は釧路の「鳥松」で、かつて釧路勤務していた自分は釧路の歓楽街・スエヒロで飲むとき、まずは「鳥松」に寄ってから次の店にハシゴすることが多く、言わば「スエヒロのお通し代わりの店」として「鳥松」に通っており、常連客だった。
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毎年冬に釧網線釧路・標茶間で運転される「SL冬の湿原号」には毎年乗りに行っており、今年も翌日乗ることにして前日釧路入りした1月25日木曜日、夜釧路に着いてまずは夕飯として釧路スタイルの鉄板スパゲッティを食べた。
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ボリュームがあって当然お腹一杯になったのでいったんホテルに戻ってひと休みし、20時半を過ぎたあたりで今度は釧路の街で一杯引っ掛けようと再び釧路の中心歓楽街・スエヒロへ繰り出した。
全然腹は減っていないが、ホテルで1時間ほど休んでいるうちに少しなら食べられそうな感じになってきており、まずは「ザンギ」発祥の店「鳥松」へ。
「ザンギ」には骨付きの「ザンギ(650円)」と「骨なしザンギ(750円)」があるが(写真2)、近年は食べやすい「骨なしザンギ」が人気だが、昭和の時代から親しまれてきたのは骨付きの方で、自分はいろんな部位が楽しめる骨付きの方が好みでもあり、今回もいつもと同様「(骨付き)ザンギ」と「タカラ焼酎ハイボールドライ(450円)」を注文。
北海道全域ではただ「ザンギ」と言ったらたれなど掛けず味を付けて揚げただけの状態で配膳されるのが一般的だが、釧路で古くから営業している店では「ザンギ」は好みに応じてたれをつけて食べ、配膳されるまでの間に小皿にタレを用意し、さらにたれにコショーもぶち込んで「ザンギ」が揚がるのを待つ。
しばらく待って揚げたての「ザンギ」が配膳された。
1切れがこのくらいの大きさの「ザンギ」が6ピース盛られている。
まずはたれは付けずにそのまま食べるが、このままでも生姜とにんにくが効いておりおいしい。
2口目は準備していたコショー入りのたれを付けていただく。
これぞ釧路スタイルの「ザンギ」の楽しみ方である。
ウスターソースっぽい味わいだが、酒が入った微妙に和風でソースではない甘いたれと「ザンギ」が良く合い旨い。
1人前6ピースにはいんrおな部位が盛られてくるが、手羽先だけは必ず1つ盛られている。
パサパサのムネの部分やジューシーなモモ、手羽先などの部位を楽しみながら残り1口まで食べ進んだ。
完食すれば新聞の折り込みチラシで作った骨入れも昔と変わらず健在なのが嬉しい。
前述のように去年は夜になっても腹がこなれず「ザンギ」も食べに来なかったから、これが2年ぶりの「鳥松」となった。
親父さんだけは釧路勤務時代からずっと変わらず、今回2年ぶりだと言うのに「久しぶり」と声を掛けてくれたが、女性従業員は2人とも自分は初めて見るおばちゃんに代わっていた。
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