ルート66は東部のシカゴと西部のサンタモニカを結んでいた。
大陸横断の一本道。
日本でいうと、そうだな。東の江戸と西の逢坂を結ぶ東海道みたいなもんかな。
それの何十倍か。
なので、夢を掻き立てる。
If you ever plan to motor west. Travel my way, take the highway that is best.
Get your kicks on Route 66.
西に向かってクルマで行こうってんならさ。ハイウェイをかっ飛ばすのが一番だ。
ルート66、ワクワクもんだぜ。
ナット・キング・コール、チャック・ベリー、、色んな人が歌っているけど、おいらはこれかな。
ジュークボックス的クルーカットでアメリカンなムードがバリバリだからね。
ルート66〜ジョージ・マハリス
https://www.youtube.com/watch?v=EtUpZlG1puI&pp=ygUq44Or44O844OINjYg44Ot44O844Oq44Oz44Kw44K544OI44O844Oz44K6
この歌はテレビ・ドラマの主題歌だった。
二人の若者がシボレー・コルベットを駆ってルート66を行くロードムービー。
いかにも、古き良き時代のアメリカンなドラマ。
でも、おいら自身は見た覚えがない。
日本では、1962年4月7日から同年10月27日までNHK総合テレビで放送され、その後吹き替え声優を変更してフジテレビにて放送された。また、東京12チャンネル(後のテレビ東京)で再放送も行われた。 Wikipediaより
1962年というと、おいらは4歳。 NHK版は覚えているわけない年頃だ。
見た覚えがとあるすればその後のフジテレビ版だけど、記憶がないんだよなあ。
おいらが覚えているアメリカ・ドラマというと。。
バットマン、グリーン・ホーネット、奥様は魔女、名犬ラッシー、わんぱくフリッパー、スパイ大作戦、ナポレオンソロ、ローハイド、コンバット、ベン・ケイシー、ペリー・メイスン、タイムパトロール、逃亡者、、、
やけに多い。
1960年代の日本のテレビ界はアメリカンドラマに席巻されていたからね。
「ララミー牧場」の早撃ちジェスが来日したときなんか、ザ・ビートルズのときをも凌ぐ空前のフィーバーだったそうだ。
時の首相が官邸にお招きするほどの人気者だったんだって。
なので、「ルート66」も人気があったはずなんだけどなあ。
まあ、いいや。
おいらはこの1月27日でルート66歳になった。
27日の新聞で目を引いたのはこの夕刊の記事だった。
能登地震の被災地でボランティアが頑張っている。
まったく他人事ではなかった。
うちとこがお世話になっている神奈川の保護犬猫ハウスの主宰者も現地に飛んだボランティアの一人だったんでね。
どういう風にお世話になっているかというと、兄妹ネコのルカとアンはその施設の出身なんだよ。
もうすぐ2歳。おかげさまで、2匹ともすくすくと育っているよ。
その2匹を厚木の施設から浦和のうちとこまで車で運んでくれたのが主宰者の松木さん。
画像はTNR活動を紹介する番組に出演したもの。
TNRはTrap( 捕獲)、Neuter(不妊手術)、Return( 猫を元の場所に戻す)の略。
ネコはそのままだと増える。どんどん増える。どうしようもないぐらい増える。
うちとこでもネコたちには不妊手術を施している。増えた子ネコぜんぶの面倒はみれないからだ。
いわんや、野良ネコをや。
保護ネコハウスだってキャパを超えれば皆が不幸になる。
なので、TNRが必要になる。
松木さんは行き場のなくなった犬猫の世話の他に、そういう活動にも力を入れている。
その松木さんが物資を満載にしたクルマで保護ハウスの仲間と共に能登に向かった。
うちらに出来たのはささやかな義援金のご協力。
なので、おいらの66の誕生日の新聞記事が目を引いたわけだ。
誕生日ということでは、新年早々に80歳の人の落語を見てきたよ。
初笑いってやつだ。
80歳、、傘寿。 金色の着物を着てお祝いするそうだけど、いくらなんでも金というわけにはいかないので黄色の着物を着て高座に座っていた。
桂三枝改めて6代目桂文枝。
時は1月7日の日曜日、場所は有楽町マリオンの中にある朝日ホールだった。
うちとこのカミさんの企画だ。
彼女によると、どうもね、おいらはお笑いのなんたるかをわかっていない。
いっぺん、大阪のお笑いの芸を見せちゃるわということでね。
例えば昨年末、おいらのお笑いに関する知識の浅さを露呈する事が起きた。
このところ、有名人の訃報が相次いでいるじゃない。
事はそのときに起きた。
カミさんがウソ、アホの坂田が亡くなったなんて、、と呆然としているときにおいらが口を滑らせた。
アホの坂田って誰?
カミさんがウソ!と吃驚した。アホの坂田を知らないなんて。日本の常識やで。
しかし、知らないものは知らない。 おいらはそう言わざるを得なかった。
その故・坂田利夫のことは桂文枝も吉本の先輩としての在りし日のことを語っていたよ。
で、その文枝の芸はどうだったか。
古典落語でなくて、国際結婚と老人ホームという今日的なテーマを取り上げた新作落語を2席、ゆったりしたよどみない語り口で喋るものでね。
腹を抱えて笑うほどではなかったけど、まあ、まあ、よかったと思う。
もっとも、カミさんの方はそのゆったりペースが若干不満だったようだ。
「文枝は切れ味がなかった。次は文珍や。文珍やったら本物の芸を見せてくれる」
このようにうちとこのカミさんは日本の伝統芸能に通じている。
お相撲もそうだ。
NHKの実況中継を毎日見ている。 仕事で見られないときは、帰ってからサイトで見る。 スマホに専用のアプリを装着しているんでね。
昨年の九州場所がガラ空きだったので嘆いてたりする。
「福岡の人はお相撲に関心がないんやろうか」
こんなことも言っていた。
「あの女の人、毎日土俵際に来てるでえ。どんな人なんやろう」
♪どこの誰だか 知らないけれど 誰もがみんな 知っている♪
で、両国に土俵が戻ってきた今年の初場所は当然見に行った。
久々に照ノ富士が出場する場所だからね。 見ごたえがあったそうだ。
升席一人1万円 高い! なので、そうそう何回もは行けないけれどね。
ちなみに夫婦で行くと2万円。 無理!
それにおいらの身体は硬い。狭い升の中に4人ギュー詰めなんて無理。
なので、お留守番した。カミさんはお友達を3人募って出かけて行った。
その次の次の日だったかな。今度はうちとこの長男がお相撲見物に出かけた。
この日は横綱に土がついたので座布団が舞った。
息子も座布団を投げた。
一応、座布団を投げないでくださいという注意書きみたいなのが場内にはあるんだけどね。そんなの誰も気にしないそうだ。
「気持ちいいぜ、座布団投げ」
「それにしても、なんで急に相撲なんだ?」
「サンクチュアリにハマったからだ。一緒に升席で見た仲間はみんなその口だよ」
「サンクチュアリ」ってのは、ネットフリックスが作ったお相撲の実写ドラマ。
いきなりえぐいシーンが出てくるのでおいらは未見なんだけど、若者の間で大評判。お相撲ファンを一気に増やしているらしい。
たかがドラマとバカにしちゃいけない。
「キャプテン翼」や「SLAM DUNK」の故事がある。
かつて、ボクシングのチャンピオンは愛読書として「あしたのジョー」をあげる例が多かったけれど、やがてそれが「がんばれ元気」になり、今は「はじめの一歩」がその地位にある。
そして、そういうのがお相撲界にも出たみたいなんだよ。
そんなんで、母子はお相撲話に夢中になった。
「わたしたちが行ったときは華の舞のちゃんこ鍋がセットになってたわ」
「俺たちも行ったぜ、誰も催し物に拍手しないからデカい声で掛け声をかけてやった」
「華の舞って安居酒屋チェーンだろう?浦和の駅前にもあるぞ」
「両国のお店だけは別格なのよ」
ええと、これはこないだの日曜にやった家族会、おいらの66のお誕生日会の模様。
息子2人が家に来てくれてね。恒例のエビスで乾杯したんだよ。
メイン料理は鶏のから揚げ。揚げたてだからね。美味い。
焼き豚も韓国風チビおにぎりも美味し、美味し。
BGMは「ユーミン万歳!」。懐かしい曲がてんこ盛り
Ode Of Morioka / Midori No Machi Ni Maiorite (2022 Mix)
https://www.youtube.com/watch?v=GT3O6ASmeXI&pp=ygUW5p2-5Lu76LC355Sx5a6fIOebm-WyoQ%3D%3D
主賓のおいらの趣味に合わせた話もいっぱい。
長男「葬送のフリーレン、ヤバいぐらいおもしれえ」
次男「俺はサンデーの原作をLINE漫画で見ている」
おいら「金曜の0時に放送なんだよな。俺は直近回を土曜の昼に見た」
長男「フェルンの戦闘中の無表情さがたまらん、シュタルクともいい感じだしな」
そして、スパークリングのロゼと白を開けて
スタッフが替わった番外編の「リズと青い鳥」は若干微妙だったけど
やっぱり「響け!ユーフォニアム」はいいよなあ!ということで意見が一致した。
もちろん、プレゼントももらったよ。
息子たちからはトレーナーとワイン。
カミさんからは特性キーホルダーとネコ酒をもらった。
そんなんで、楽しい66の会を過ごしたよ。
前回の轍を踏まないように日本酒とワインのチャンポンはやめてワインを2本にしたので、宴が終わるまで意識がはっきりしてたしね。
ここはルート66をもう一丁いきたいな。
ザ・ローリング・ストーンズだ。
Rolling Stones - Route 66 1976
https://www.youtube.com/watch?v=BE36QIwwkOc&pp=ygUq44Or44O844OINjYg44Ot44O844Oq44Oz44Kw44K544OI44O844Oz44K6
なんでストーンズかというとだね。
未だに現役を張っているからだ。
おいらが洋盤のポップスを聴くようになったのは中学生になって自分のラジオを持つようになったときから。 1970年の4月のことだ。
ビートルズもサイモンとガーファンクルもすでに解散していた。
そういう中でもストーンズは健在だった。
多くのヒット曲は60年代に出したけど、おいらが中坊になってからも出した。
これなんか好きだったぜ。
The Rolling Stones - Angie - OFFICIAL PROMO (Version 1)
https://www.youtube.com/watch?v=RcZn2-bGXqQ&pp=ygUr44Ki44Oz44K444O8IOODreODvOODquODs-OCsOOCueODiOODvOODs-OCug%3D%3D
そして、ザ・ローリング・ストーンズは今に至るまで一度も解散していない。
そして、単に懐メロを演奏するだけではなくて、新曲をリリースしている。
こんなバンド、他にはない。まさに空前絶後。
リードヴォーカルのミック・ジャガーは今年の7月で80歳。傘寿だ。
ヤクもやったし、酒も飲んだ。
それでもスリムな体型を維持してステージを駆け回っている。
66歳になったからどうのこうのと言ってる場合じゃないと思うわけだ。
〆はこないだ小林克っちゃんの番組「ベストヒットUSA」で見て、夫婦して感銘を受けたステージ。 レディガガが飛び込んでくる楽しいステージだよ。
The Rolling Stones & Lady Gaga — Sweet Sounds Of Heaven (Live at Racket, NYC 2023)
https://www.youtube.com/watch?v=Wt3ISLkIS38&pp=ygUh44K544OI44O844Oz44K644CB44Os44OH44Kj44Ks44Ks
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