日常に戻ったと実感！？

今朝はよく晴れているので、先ほど洗濯物を干した。
それに先立ち、久しぶりに夫婦のために朝食を作って食べた。

私が能登半島地震の現地支援に入っている間、配偶者のぐでちゃんのお母様がぐでちゃんのために食べ物を差し入れしてくださった。
その中に豚肉のつけ焼きとブロッコリーがあり、それにつけるものとしてマスタードソースも一緒だった。

私の労をねぎらう意味でも用意して下さったそうで、さっそく夕べ美味しく頂いた。
すると、マスタードソースがなかなか美味しくて、あっという間に平らげてしまったのだった。

しかし、その味の決め手の一つであるマスタードソースが残ってしまった。
これを活かさないのはもったいないと思った。

そこで、今朝はクロワッサンにする予定だったので、そこに使おうと考えた。
マスタードと相性の良いもので冷蔵庫にあるもの・・・ということですぐに思いついたのがソーセージである。

クロワッサンに切れ目を入れ、チーズや野菜とともにソーセージを挟み、夕べのマスタードソースを塗った。
そして、いつものカットフルーツとともに食卓に出したところ、ぐでちゃんは「とっても美味しい！」といって喜んでくれた。

こういう笑顔を目にすると、日常の暮らしに戻って来たのだなと実感する。
思えばこの１週間は、非日常の極みだった。

こんなに携帯食を食べることも無かったし、菓子パンやおにぎりなどコンビニに売られているものを利用することもなかったと思う。
味についてはどれも工夫された末の美味しさがあったし、それは支援活動のモチベーションにもつながった。

だがどんなに美味しいとしても、やはり家で作って食べるものとは違う。
どちらが良いか？というと、どうしても今朝みたいな朝食の方が理想だと思う。

その意味で、普段の生活に戻れたことにホッとした次第である。
被災地・被災者のことを思うとなかなか心の底から安らげないわけだが・・・。

能登半島地震の影響を受けたみなさんが、一日も早く日常を取り戻せたと実感できる時が来てほしいと思っている今日の私であった