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2024年01月08日17:08

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あさきゆめみし

最初に読んだのは10代だったか。

多分30年ぶりくらいに読み返している。

100年前と50年前、2回翻訳されて英語圏で売り出されたとか。

男と女が歌を交わすと基本SEXしているというお約束とか、結局藤壺ゆかりの姫というと追いかけてしまうとかその辺のニュアンス通じてるのかな?

マンガで読むと分かるけど解説無しで原文読むと訳分からんなる。

高校の授業で須磨に流された場面を習った。

京都で美女という美女に手を出してどうしようも無くなって須磨に流された。

自業自得だけど、ああここがこの世の果てかと嘆くという。

その嘆く御姿も美しいと従者も涙を流す。

おどれええ加減にしとけよ京都から51kmしか離れてないのに地元の人に謝れ!って思った。

しかし後年須磨の海岸に立って風景を眺めたらまさしくこの世の果てかといううら寂しい景色だった。

紫式部は現地調査というか須磨の浦に立った経験を元に書いていると確信した。

実際に須磨で見たのは30年前だったが今もそうなのかは分からない。

かなり読み進んで、柏木もなくなり薫も匂宮も生まれた。

夕霧が亡き柏木の二宮を狙って行くが不器用で真面目過ぎてことごとく裏目に出る。

親父そっくりの美青年なのに可哀想なくらい。

光の君ならとっくに押し倒してモノにしている。

とうとう紫の上が崩御まで読み進んだ。
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