思い立って「仮面ライダー電王」を見返しました。
今、見てもキレキレだなぁ!
劇中で「2007年」と言っていて「もう16年前かぁ」と、たまげます。
本作の大ヒットは物凄く、やたら続編みたいな映画が作られた気がしますが。
世間ではなんとなく、「イマジン」が本作最大の発明というイメージもありますが。
イマジンも凄いけど、これ、その他の設定も、凄ぇイケてるよ!
30分の連続テレビドラマで、ここまでコンパクトに、ここまで上手くタイムトラベルを絡められた作品って、ちょっと無いんじゃないかな。
ゲストキャラクターのトラウマや悩みを、怪人発生の理由にするのは、プリキュアとかでもやってるけど。
そこに「時代劇のセットを用意しなくていいタイムトラベル」を絡めたのは、相当、凄いと思いますよ。
タイムトラベルに「怪人を倒す為」という理由付けが、ちゃんとあるしね。
この後も、ライダーは(特に1クール目に)、「ゲストキャラクターの持つトラウマや問題」でドラマを作りがちなんだけど、このパターンは電王が一番、上手く行ってるよね。
また、この小難しいSF設定を持つ作品が大ヒットした、というのが凄いんだけど、それは前述のイマジンをはじめとする、キャラクター描写の面白さだろうなぁ。
しかし今、見ると、怪人以外の人も殴られたり投げ飛ばされたり、結構、バイオレンスなのね。
この辺は2007年からも、描写がマイルドになったのかしら。
最近のライダーは、並行世界ネタが多いけど、また時間ネタでキレキレのをやって欲しい所です。
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