ウルトラセブンに倒されたエレキングが、月の光を浴びて月光怪獣として復活。
月光からエネルギーを得るエレキング は、満月の下、山深い村で踊り狂い、夜明けと共に姿を消す。
ターザン、孫悟空、猿飛佐助と名乗るワンパク三兄弟は、洞窟で見つけたエレキングの角で、おじいちゃんの入れ歯を作ろうとするが……。
あらすじだけでわかる、石堂淑朗大先生の脚本!
ちなみに、これも元はエレキングではない、別の怪獣が登場予定だったそうです。
いやあ、いいよなあ、石堂淑朗脚本。
子供の時は面食らったけど、SFというよりファンタジーというか、神話的なロマンがあるんだよな。
映像も、ファンタジックなお話だけど、山奥の村に未確認生物が出現した様な緊迫感を出していて非常に良い。
ワンパク三兄弟と、エレキングが直接対決するシーンを、必要最低限の合成で、あとは演出で見せているのも、さすが。
最後、エレキングを倒したタロウが「二度と生き返らない様にツノを満月に収めに行く」のも、石堂淑朗的な土俗ロマン。
あとこの話は、貴重なウルフ777のアクションが見られます。
しかし昔から疑問なんですが、タロウのエレキングは、なんで半袖なんですかね?
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