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2023年11月10日05:28

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ワグネルとは?


予定外に戦争が長引いたため、ロシアは経済制裁によって半導体が輸入できなくなり新たな戦闘機やミサイルをつくれなくなっています。そのためウクライナで民家を襲って冷蔵庫や洗濯機などの家電を奪い、家電から半導体を調達しています。

砲弾も不足が報じられています。アメリカが、「ロシアは北朝鮮から砲弾を大量に輸入しようとしている」と指摘すると、北朝鮮もロシアもそれを否定しました。北朝鮮にすれば、「ロシアという国家に売っているんじゃない、ワグネルという民間の会社に売るんだ」という。

ワグネルとは、民間の軍事会社です。今回ロシア軍が苦戦を強いられたことから、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の雇い兵がウクライナ東部に投入されていると、イギリス国防省が2022年3月28日に発表しました。

民間軍事会社とは日本では聞きなれないです。2003年にアメリカがイラクを攻撃したときには、アメリカ軍とは別の「ハリバートン」という民間軍事会社が、アメリカ軍に食料や燃料を供給していました。アメリカにも存在するのです。

ハリバートンは、ジョージ・W・ブッシュ(息子のブッシュ)のもとで副大統領だったディック・チェイニーがCEOを務める会社で、イラク戦争で大儲けをしました。ちなみにアメリカやイギリスの民間軍事会社は戦闘には加わりません。

会社であるとともに、軍事用品などを補給する会社です。しかし、ロシアのワグネルが違うのは、実際に兵士として戦闘に加わっていることです。給料をもらって戦闘に参加しているのです。

ところが、小泉悠氏の『現代ロシアの軍事戦略』によると、ロシアでは民間軍事会社は法律で認められていないのだそうです。つまり、法律で認められていないから法律に違反する組織は存在しない、という理屈になるようです。プーチン大統領はワグネルに、戦闘のアウトソーシングをしているわけです。

だが、ロシアで民間軍事会社ワグネルが反乱を起こしました。一時は南部の州で軍の施設を占拠、内戦も危惧されました。ワグネルの反乱は創設者のプリゴジン氏が蜂起を呼びかけて始まりました。ワグネルは南部のロストフ州で軍事拠点を占拠。さらに北のリベツク州に進み、モスクワを目指しているという情報も流れました。

これに対しプーチン大統領も緊急演説して、ワグネルの動きは「反逆」であるとし、「裏切りは許さない」と強い言葉で演説しました。その後ベラルーシのルカシェンコ大横領がプリゴジン氏と電話で協議して、ロシア内の活動を停止し、軍事拠点から撤退し始めました。

結局、ロシアの民間軍事会社ワグネル創業者のプリゴジン氏を乗せた小型ジェットが墜落して死亡しました。ワグネルはプーチン政権に対して反乱を起こした組織です。欧米政府などは、墜落死がプーチン政権による暗殺との見方を示しています。

石原莞爾平和思想研究会 (ishiwara-kanji.com)

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