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2023年11月07日16:03

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金沢で 文化に触れる2日間・・・その3

11月4日

金沢湯涌夢二館に行った。
午前9時開館ということで、9時に間に合うように出かけた。

 「夢二の絵本×児童書」という企画展が開催されていた。

私が 湯涌温泉で宿泊したのは、26年前で その頃は 夢二館が無かった。
20年前に この建物が出来たということを館内の人に聞いた。
夢二館は、東京の東大の弥生門の近くにもあり、そこにも行ったことがあった。
岡山県にも 夢二館があり、そこにも出かけた。

「詩人画家・竹久夢二(1884−1934)は、明治末期から数多くの子ども向け書籍(絵本・児童書)を手がけてきました。夢二は生涯にわたり少年のような感性を失わず、次男・不二彦(1911−1994)を育てながら執筆、装幀、挿絵など多岐にわたる活動を行いました。
今年、刊行100年を迎える「どんたく絵本」をはじめ、子どもを対象とした夢二自身の著書や他著への装幀本を中心に、子どもを描いた絵画作品も展示します。
「童画」などの芸術分野が一般化する以前からその分野で活躍し、幅広い年齢層を魅了してきた夢二の色鮮やかで愛らしい作品の数々をお楽しみください。」・・・チラシより

「竹久夢二展」と名付けられた展覧会には何度も行っているが、絵本や児童書を扱った展覧会を観たのは初めてで、楽しんで展覧会を観た。
夢二の図案とか セノオ楽譜の表紙の展示は 何度か観ていた。
こんな絵本が手元にあったら 楽しいだろうなあ!
お子様の不二彦さんをモデルに絵を描いたものがあったので、画家の子どもは 大変だなあ。と、思った。

麗子さんは、お父さんの為に 何時間もじっとしてモデルを勤めていた。という話を聞いたことがあって、それは「岸田劉生展」の時だった。
あの時は、岸田劉生の孫の夏子さんのギャラリートークを聞いたのであった。

でも、夢二は 息子さんをじっとしているものを描いたのではなくて、動き回っている子どもの姿をスケッチしていたという。夢二は子どものことをよく分かっていて、凄いな。と、思った。

湯涌夢二館は、東京の夢二美術館に 劣っていなくて、なかなか展示が良かった。
常設展も観たが、夢二の人生を上手くまとめていて、見やすい展示だった。

またいつか 展示が変わって 興味深いものになったら、観に行きたい。
石川県立美術館や金沢21世紀美術館で観たい展覧会があれば、それを観て、夢二館も行きたいな。

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