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2023年08月16日21:20

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【アニメ感想】ガールズ&パンツァー 最終章 1〜3話

いよいよ『ガールズ&パンツァー 最終章』の最新第四話の公開が近付いているからか、dアニメで『最終章 第三話』が無料配信されていました。そこで、久々に第一話から観てみる事に。

この最終章は、あまりガルパンにハマっているわけではない私にはかなり辛い公開スパンの長さでして、一応これまでも公開したら劇場に足を運んでいたのですが、まず前回の話しを覚えていないし、そもそもキャラクターも学園も多すぎて人間関係や登場人物の個性もほとんど理解しておらず、正直楽しめないシリーズだったりします。

それでも、つい観たくなるのは戦車の描写があまりにもカッコいいから!初期にくらべるとどんどんリアリティが失われてしまい、その分作品への興味も減ってはいますが、こうまで戦車をカッコよく描くアニメはありませんでしたからw ま、個人的に戦車の描写と言うことでは『さらば愛しきルパンよ』の方が好きですが、直接比較するような作品ではありませんからねw実写映画では1年生チームがよく試合の前夜に映画観ていて、そのチョイスには「分かっている!」と頷いていますがwww しかし、この「最終章」ではまさかの「大脱走」でしたね。傑作映画ではありますが、戦車戦のシーンは無いwww

しかし、相変わらず「戦車道」のレギュレーションはよく分からないな〜と思わされる「無限軌道杯」です。「ガルパン」になかなかハマれないでいるのには様々な要因があるのですが、その大きな要因のひとつには「到底試合が成立するとは思えないほどの、出場校の戦力の格差」があります。

対戦車戦闘を前提とした「主力戦車」と歩兵の随伴支援を目的とした「歩兵戦車」がまったく同じ土俵で戦うとか、もうナンセンスの極みじゃないですか。フラッグ戦でも殲滅戦でも、速力・装甲・火力全てにおいて装甲車両と戦う事を前提に設計されていない歩兵戦車に勝てる要素がありません。なのに、「ガルパン」の世界では工夫と勇気で互角以上の戦いをしてしまう…あり得ない…

今回の「最終章」でも、第一話で船乗りを自称する「サメさんチーム」が新キャラとして登場し、使用する車輌がまさかの「マーク6」と言うところで一度観るのをやめようかと思ったくらいです。戦間期の車輌でもあり得ないのに、まさかのWW1まで遡るとは…

もう一つ、どうにも「ガルパン」にハマれない要素として、何の説明もないまま登場人物が増殖しすぎと言うところがあります。私が不勉強だと言われれればそれまでですが、あまりにも登場人物が多すぎて感情移入するどころか、誰が誰で、どこの学校かもイマイチ分からない。主人公は最初のうちは西住まほだったと思うのですが、その後、どんどん登場人物が増えてしまい西住まほをはじめとする「あんこうチーム」のメンバーすら私にはよく分かりません。

各学校が、様々な国をモチーフにしており、その戯画化されたキャラ造形で、むしろ他校の生徒の方が分かる気がしますが、それも各校を代表する部長とその周辺くらいが限界かな。個人的にはイタリアをモチーフにした「アンツィオ高校」とフランスをモチーフにした「BC自由学園」のそれぞれの部長はなんか好きw ナチス・ドイツの実質傀儡政権である「ヴィシー政権」と、反ナチスのレジスタンス活動をする「自由フランス」を、いかにもフランス王家をイメージさせるマリー様が束ねると言う構図だけでも面白い!!なにげにマリー様の身体能力が高いのもイイですし、行軍する時に「玉葱の歌」を原語で歌っているのも気に入りましたwww

行進曲と言えば、ちゃんとドイツ軍をモチーフとする「黒森峰女学園」の時は「パンツァーリート」が流れるし、米軍モチーフの「サンダース大学附属高校」の時は「リパブリック讃歌」が流れたりするのですよね。そういうこだわり好きです!

ま、ハマれないとブツブツ文句を言いながら、ちゃんとこれまで観てきているので、面白い作品であることは間違いないのですけどね。ただ、もう歳なので周辺に展開している関連作品まで追いきれず、がっつり楽しめてないのがもどかしいわけです。これだけたくさんの学校と登場人物が居る作品ですから、そこは推しを見つけて追い続けるのが一番楽しめるのでしょうけどね〜

ま、4話は劇場までは行かないで、有料で良いので配信で観ようかと思っています。
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