弟からの電話で明日が送り盆だから仏壇拝みにくるかと、お誘いが。
迎えに来てくれるというので、行きました。
弟の家は昨年の法事以来か。
土地のふうしゅうどおりに仏壇が整って、弟の人柄。
ご先祖様のたくさんの位牌と古い写真 その中に一通の古びた手紙
「お父さま、お母さまへ」
とあるその手紙は、名古屋へ嫁いで、婚家で自死したといわれる伯母のものでした。
父の姉にあたる 美しい人
手紙の内容は
「先立つ不孝をお許しください・・・嫁いでくるときから私の居場所はこの家と決めております。なのでここで命を絶ちます。
・・・・主人を責めないでください。○○の父さま、母さまを責めないでください。
(弟妹の名前を続け)どうぞお健やかですごしてください。・・・」
話には聞いていたものの、この手紙を見るのははじめて。
仏壇の奥に漆塗りの箱にはいっていたそうです。
大正の時代の女の覚悟です。
いまだに位牌はそのまま婚家にある、それがきになって、と弟が帰りの車の中で
言いました。
こんなにもたくさんのお位牌と仏壇。地方の名士といわれるその家を
私は壊してしまいました。
それがなかなかお参りにこれなかったわけなのです。
あとを引き受けてりっぱにご先祖を守ってくれている弟。
でも、悩みは子や孫。引き継ぐ者がいない。
さらに心が重くなって安曇野を後にしました・・
いいのでしょうか○○さん(私は父をファーストネームで呼んでいました)
私一人、いまはこの子たちに囲まれて、静かですが、幸せでいます。
ゆるされるのでしょうか。
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