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5月から秋田勤務になり、7月28日金曜日は13時に北秋田市役所を訪問する仕事が入った。
北秋田市役所は鷹巣にあり、せっかくだから昼飯は鷹巣で食べようと、クルマで早めに行き、松尾牛と馬肉の店「松尾」へ。
北秋田市はかつては鉱山の街として栄え、鉱山で使役馬が使われ、つい数十年前までは使役用の馬の生産も行われていたことから馬肉を食べる文化が根付いているんだそうで、それなら馬肉を食べようとちょっと奮発して「馬肉陶板焼きセット(税別1800円)」を注文。
今は北秋田での馬の生産はなくなったそうで、馬肉は北海道の業者から仕入れているとのことだが、想像していた以上に旨そうである。
鉱山で酷使され死んだ馬ではなく、食肉用に肥育された馬肉は見事な霜降りである。
早速タレにつけてからいただく。
臭みなどまったくなく、脂もあってめちゃめちゃおいしい。
2口目は野菜やしらたきと共にいただく。
馬肉だと知らされずに出されたら馬だとは分からないんじゃないかと思うほどクセがなく旨いな。
今度は半熟の目玉焼きの黄身をつけて食べてみる。
ほぼ「すき焼き」のようでめちゃめちゃおいしい。
固まっている目玉焼きの白身の部分と一緒に食べても旨い。
馬肉と黄身と白身の両方を一緒に食べても当然おいしい。
残っている野菜を全部タレに移してしまえ。
「馬肉陶板焼き」って旨いなぁ。
おいしくいただき残り1口まで食べ進んだ。
名残惜しいが、これが最後の1口である。
そして完食。
北秋田・鷹巣で馬肉を食べる文化が根付いているなんて知らなかったが、これだけおいしかったら廃れることはないだろうと納得したのであった。
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