mixiユーザー(id:8729247)

2023年08月06日15:07

210 view

ウォシュレットあるのにお尻を拭く人びと

前にウチにいた肛門科の先生に聞いた話だが
「お尻は拭くとダメになる」そうだ。
肛門周囲はしわがあるので(うんちの固さにもよるが)しわ間にはいりこむ。
これを拭きとろうとして乾燥した紙で何度もごしごしする。
これを繰り返すと肛門周囲の浅い傷が習慣化して肛門機能が劣化する。
…すごく納得できる話、と思った。
生きてる限り1日1回とか数回とかうんちするんだから、
その回数だけごしごししたら、いかにも皮ふが大変そうだよね。
日本人は長生きだからなおさらだ。
そういうわけで、ウォシュレットは長生き日本人の肛門の救い主!だそうだ。

使い方は
1)まず自分の肛門に届く、一番弱い水圧に設定。
2)弱い水圧でちょろちょろと30秒洗浄。
3)最後にトイレットペーパーをそっと押し当てて水滴をとる。
で終了。
2)の30秒は最短でも15秒はほしいところ。
便の固さとかウォシュレットの当て方の上手下手にもよるが、
30秒あてて紙に便がついてきたら、ついてきたあたりに10秒追加。
これでもうお尻はピッカピカです!!

間違いは、まず「強い圧でびゅっと短時間」あてること。
肛門粘膜にいい影響はないし、肛門周囲に便が飛び散ると
とんでもない場所に便が付着してパンツを汚すことになる。
女性だと膣内に便が飛んで炎症を起こす。
…膣炎の培養で「大腸菌」が出てしまうのは意外に多いです。
その次は、いい加減に当てて便が残ってるのを紙でごしごしすること。
紙の刺激を少なくするためのウォシュレットなんだからさー。
30秒くらいの時間は惜しまないで洗浄しようよー。

ワシは産婦人科医なのであえてこれも書いておく。
「排尿後にウォシュレットで尿道周辺を洗うのはダメ!!」
尿道周辺は肛門周囲より皮ふが薄くて弱い。
しかもおしっこは便より絶対に回数が多い。
おしっこのたんびにお湯かけてたら、尿道周囲の皮膚がふやけてただれる。
膣の洗浄もダメ。
生理のとき周囲まで血がついちゃってべたべたに、とかなら仕方ないけど、
生理でもないのにトイレのたびにウォシュレットでおりもの洗い流すと
何が起きるか?

1)おりものは外陰部乾燥を防ぐ天然のクリームなので、
それが何度もお湯で洗い流されるとどんどんおりもの量が増えていく。
おりものが多いから洗ってシートで吸う→ますますおりもの増える
の悪循環に陥ります。

2)おりものは「膣壁の汗プラス乳酸菌」でできている。
乳酸菌は膣壁の汗をえさに増殖し、雑菌の侵入を防いでいる。
ウォシュレットでおりものを流すとえさが不足するので乳酸菌数が減少。
外界の雑菌が膣に入り込むので、いやーなにおいの感染か成立する。
…おりもののにおいが「酸っぱいにおい」なのは健康の証。

まあそういうわけだが、
ワシは何も「他人が好きでやってる生活様式の邪魔をしたい」わけではない。
医学的にはどうなの、という話であって
医学なんかどうでもいいから自分は紙でこころゆくまでお尻を拭きたい、なら
好きにするといい。
ただし、おりもの洗って雑菌入れて感染状態になって受診する患者には
「ウォシュレットでおりものを流すのをやめないなら治療しない」と脅します。

■TOTO『ウォシュレット』誕生当時の苦労。「おしりは拭くもの」という“常識”への戦い
(日刊SPA! - 08月05日 09:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=7515083
20 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年08月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る