「ススキーノと共に」第840回のゲストはシンガーソングライター境 長生さんでした。
1957年北見市生まれ。66歳。
3歳から倶知安町で育ち倶知安高校に入学してギター少年となり、ウオーカー・ブラザースの「ダンス天国」でシャウト。
卒業して札幌で舞台照明の会社で働いて佐々木幸男さんなどフォークシンガーの演奏を見るうちにシンガーソングライターとなり、STVラジオの「サンデージャンボスペシャル」の公開放送にも出演。
23歳の時デモテープを東京に送って1981年作詞・作曲した「いくたびも恋」でビクターレコードからデビューし、4年間にシングル3枚、アルバム2枚をリリース。
その後は曲を作ってライブで歌う生活を続けましたが、ヒットせず、諦めかけたころ 自身も苦労を重ねてきたフオーク仲間の みのや雅彦さんがソロライブを仕切ってくれました。「お客さんの前で自作を歌う喜びを再認識させてくれたみのやさんは大恩人です」。
この日の放送では軽快なボサノバのリズムのオリジナル曲「海岸線」をギターの生演奏で弾き歌ってくれました。
また、ギターの弾き歌いの心の師と仰ぐ、ポール・サイモンの「アメリカの歌」はコピーして譜面やコードを研究する教材でした。
AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)のミュージシャンとして敬愛しているボズ・スキャッグスの「夜のシモーヌ」は、グルーブ感溢れる大人の世界を感じさせてくれました。
長生さんが大ファンでその歌唱力に惹かれていた人気歌手・岩崎 宏美さんのライブに行ったことがきっかけで、宏美さんに楽曲提供した「五線紙の上」は長生さんの渾身の1曲。
宏美さんの音楽人生に寄り添ったモノローグから始まるロマンチックな詩とメロディは心に迫るものでした。
最後は2021年に自主制作してリリースしたアルバム「IN or OUT」 から「スリップ・スライダー」を完奏するまで聴いて放送を終えました。
★境 長生LIVE 8月11日(金)午後7時開演 LIVE&BAR
「Latir(札幌市中央区南5西4 クリスタルビル5F)
011−533−8080
ログインしてコメントを確認・投稿する