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2023年07月29日14:54

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北見方面に行く

7月13日(木)

増毛でいつものように寿司を食い、高速に乗って上川層雲峡で一般道に降り、留辺蘂の「塩別つるつる温泉」に入る。
純子が浴場から出てくるのを待つ間、通路のポスターを見る。
大東流合気柔術のポスターがある。

元会津藩士武田惣吉を父に持つ武田惣角は明治43年(1910年)に北海道に移住している。
そこで元々は会津藩内に伝わる殿中護身術である大東流合気柔術を教えていた。
明治45年(1912年)から白滝に入植していた植芝盛平と、大正4年(1915年)に遠軽の旅館で知り合う。

植芝も柔道をやっていて腕に自信があったが、武田惣角に全く歯が立たず捻子伏せられてしまいその場で弟子入りする。
植芝盛平は白滝に道場を建て、武田惣角を迎え入れる。

その後植芝は東京に戻り自宅を「植芝塾」として大東流合気柔術を教える。
これが「合気柔術」〜「合気道」となってゆく。
したがって北見方面は合気道に深いかかわりのある場所なのだ。

北見市を通ってリニューアルされたという美幌峠の道の駅に行く。
雨が降っていて峠は何も見えない。
道の駅の建物には何の変化もなく、中の店舗が代わっただけだった。

引き返して美幌町にて飯を食う。
小さな町なのに異常にラーメン屋が多い。
美幌町民は3食ラーメンを食っているのか?

とりあえず札幌発祥の「寶龍」で食べたけれど美味しかった。
小麦の産地なのだろうか?と思ったら、確かに小麦の産地ではあるものの道内で4番目の生産地だった。
北見地方の畑を見ていると玉ねぎがたくさん植えてある。
ジャガイモ畑も多かった。
北見はハッカでも有名だが、どれがハッカ畑なのかわからない。

温根湯温泉の道の駅まで戻って車中泊。
夜は寒いくらいだった。

7月14日(金)
朝、開園と同時に敷地内にある「山の水族館」に入る。
この水族館は2012年リニューアルにあたり、色々な水族館の展示を手掛けている中村元(なかむらはじめ)という人に依頼した。
冬季は水面が凍った水面下の魚を見られたり、頭の上のアーチ状の水槽を見上げると泳いでいる魚のお腹を見られる。
イトウが何匹か水の流れてくる方を向いている。
1メーターくらいある。
こんな魚が釣れたら、そらあ感動するわなあ。

遠軽に行く。
遠軽にはコスモスで有名な太陽の丘という所がある。
そこに行ってみようと思ったが、途中に異様な岩がある。
瞰望岩(がんぼういわ)という。
アイヌ語でインカルシ(見晴らしの良い山)と云うので、直訳したのだろう。
崖を双眼鏡で覗くと岩の割れ目から白い鳥の糞が流れている。
割れ目の中に巣を作っているようだ。

今から700万年前この辺りは海だったが、マグマが海底に噴出したのち海水で急冷されて水冷破砕岩となった。
瞰望岩は火山性角礫岩で出来ている。
そして背後の太陽の丘は軽石が堆積した地質らしい。

近くを流れる湧別川が丘を浸食したが、瞰望岩は固いので浸食されず残った。
その瞰望岩のすぐ隣に「遠別町郷土資料館」があったので入ってみる。

「機動戦士ガンダム」の作画監督の安彦 良和(やすひこ よしかず)が遠軽町出身だと知る。
ガンダムや、植芝盛平が武田惣角に挑んで木っ端みじんにされた逸話の絵もあった。
調べてみたら安彦 良和って学校の先輩で学部も一緒だった。

遠軽から高速に乗って旭川方面に行く。
4時ころ東神楽町に着き「こぐまラーメン」を食う。
東川町のスーパーで食料を買い道の駅「みちくさ館」で車中泊。

7月15日(土)
朝風呂に入ろうと東神楽町のホテル花神楽に行ってみたが、朝風呂はやっていなかった。
風呂は諦め増毛で寿司を食った。
今回の食事は寿司、ラーメン、ラーメン、寿司となった。

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