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2023年07月07日05:04

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クローン人間について

クローン人間とは、自分と全く同じ遺伝子を持ったもう1人の人間のことです。生命科学が進歩して、クローン技術により一卵性双生児のように外見、中身とも、全く同じふたつの人間を人工的に作り出すことが可能になったのです。

1996年、イギリスでドリーと呼ばれるクローン羊が誕生しました。1頭目の雄羊の体細胞を2頭目の未受精卵に移植し、3頭目の子宮を用いることで出産させたもので、ドリーは親とまったく同じ遺伝子を持っています。

その後、日本の近畿大学では牛、アメリカではネズミのクローンが登場して、無生殖が同じ哺乳類である人間にも可能であることが立証されました。クローン技術で、良質の遺伝子を引き継いだ牛や豚などが大量にできれば、将来の食糧確保に大いに役立つでしょう。

だが、クローン人間が作られたら、不気味な感じがしませんか。優秀なスポーツ選手や芸術家のクローンが作られるでしょうが、そうなるとオリンピックや芸術のコンペティションは成立しなくなります。第一、人間の尊厳はどうなるでしょうか。

無性生殖ができるのであれば、男性が必要なくなり、社会は崩壊する恐れがあります。遺伝子組み換え食品もそうですが、生命科学の過渡の進歩は必ずしも人類を幸せにするものではないでしょう。そのため、日本を初め先進各国ではクローン人間作りを禁止しているところが多いのです。

人間の体は何兆個という細胞から成り立っています。一個の細胞は0.02mmと言う小宇宙に命を支える謎が秘められているのです。細胞の核の中には、DNAが約2メートル入っています。DNAには命の総ての情報が集まり、命の総ての設計図があるのです。その情報量は、百科事典700冊分あるといわれます。

DNA派細胞の中でどんな働きをするかというと、命の設計図をコピーして、蛋白質製造工場へ運んでいます。細胞中のミトコンドリア遺伝子の中には、初めて地球に生命が誕生してからの、命の歴史が刻み込まれている歴史博物館を持っているというのです。

宇宙にビックバーンがおきて150億年、物質素粒子からDNAを持つ多種多様の植物、動物、知能を持つ人間まで創造しました。人間の知能は素晴らしく、科学の進展は目覚しいと思いますが、まだまだ人間の能力をはるかに超えた分野が占めています。

地球に生命が誕生してから、長い年月のバランスと調和の中に生まれた壮大な自然界のメカニズムに対し人間の知恵は、まだまだ未熟でしかないのです。人間の知恵は、科学を凄まじく発展させました。科学の進歩は、それを使う人によって、鋭い剣でもあります。

遺伝子の研究は、病気の治療や予防に貢献する一方、人体や、生態に悪影響が無いのでしょうか?クローン人間で結論として思うことは、小さなエゴや、執着を離れ、我々の命が何を求めているか、よく吟味して、思慮深くなる事が大事だと思います。

石原莞爾平和思想研究会 (ishiwara-kanji.com)

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