徒然読書日記23-31《時をかけるゆとり／朝井リョウ》

《時をかけるゆとり／朝井リョウ》
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青春時代の想い出を綴った
うれし恥ずかしエッセイです。

時代や年代によって
○○世代と一括りにするのは
いかがなものかと思います。
団塊世代、しらけ世代、
バブル世代、氷河期世代などと、
いろいろ言われたりしますが、
いつの時代も人間の本質なんて、
そう変わらないような気がします。
でもやっぱり、
ゆとり世代は一味違いますね。
表紙の写真も味わい深いものがあります。

美しくもなく、豊かでもなく、
なんだかよくわからない不安にさいなまれながら、
世の中に対して理由なき反抗をこころみる。
それが若さだと思っていましたが、
青春を心底楽しむことができれば、
それでいいじゃないかと、
いまさらながら思わせられました。