３日目　星砂の浜とパイナップル畑

３日目

　今日は「星の砂の浜」へ行く
　西表島の北の方にある浜で、砂が星の砂、という事らしい。
　昨日と同じ８時のバスに乗ってのバス旅。「星砂の浜」バス停到着は９時５分。この周辺にはパイナップル畑が広がっている。
　バス停から坂を下っていくと、ペンションやキャンプ場などがありその先がビーチ。
　既に数名の女性たちが海女さんの恰好をして海に入ろうとしていた。しかし、彼女らが浜にいたのは３０分ほど。フィンまで用意されていたが泳いだのは５ｍぐらい。多くの観光客はせっかくいい場所を訪れていても、なぜだかもったいない行動をしている。
　この日、この浜を訪れた人の人数は数えていないが、かなりの人が来た。だが、ほとんどの人の滞在時間は概ね２０分ぐらい。大型のバスで来て、限定された時間内で写真を撮ったりしているだけ、当然だが海には入らないか、足をつけるぐらい。

　海に入って熱帯の魚たちを見てこそ。

　というロケーションなんだがなあ、、、、、
　この浜はいくつかの小島に囲まれていて潮の流れも緩やか。子どもでも足が付く場所もあって、家族連れで海水浴を楽しんでいる人もいた。カップルで訪れて、ずっと魚を見ている人もいる。
　日差しがとても強いので、それなりに防御しないと全身やけどになってしまうのだが、海岸の波で削られた場所で日差しを避けられるように場所をとって海水浴を楽しんだ。
　お昼は昨日と同じ行動食とバナナ。

　午後もお魚との遊泳を楽しんで、１５時ごろ撤収、パイナップルの販売所があったのでバスの時間まで見に行くことにした。バス停までの途中に「１個１００円」でピーチパインが売られていた。その隣に冷えた箱に入ったカットパインもあったので、それぞれ買って、カットパインはバス停のベンチに座って食べることにした。とてもジューシーでいい香りのするパイナップルだった。

　さらに500ｍ先にパイナップル畑の中に無人販売所があるのだが、１個８００円、という強気の価格設定。その場所ならその値段で売れるのかな？　ちょっとお高いので敬遠した。しばし実をつけたパイナップル畑を見学してからバスに乗る。

　宿に戻って、夕食後におばあにパイナップルを切ってもらって食べた。ほっぺたが落ちる美味しさだったよ。

　おやすみなさい