※画像は海上自衛隊の護衛艦艦尾に翻る自衛艦旗(旭日旗)
胸くそ悪い!
憲さん東京新聞が好きなのはご存知の通りであるが、その中でも一連のコラムが気に入っている。
朝夕刊に多くのコラムが掲載されている。
しかし、最近由々しき事態が発生している。
近年のネットの普及による新聞離れの影響か、どの新聞社もその定期講読者の数が落ち込んでおり、売上額にも影響が出ている。
その影響で朝日新聞が値上げを発表したのは最近の話である。
参考
↓
本紙(朝日新聞)購読料改定のお知らせ
https://www.asahi.com/corporate/info/14877612
それに続いて毎日新聞も値上げを決めている。
参考
↓
毎日新聞、6月に値上げ 朝夕刊セット4900円
https://www.tokyo-np.co.jp/article/249252
これを受けて、憲さんの周りの新聞講読者からは定期講読の解約も検討しているとの声が聞こえてきている。
これで本当に新聞文化が守れるのかと憲さんにとっては心もとない限りである。
そして、振り返ると東京新聞はもともと三大紙(読売、朝日、毎日)に比べて購読料が安いにも関わらず、現時点においては値上げをすることなくどうにか現行の購読料に踏み留まってくれているのはなんとも頼もしい限りであるが、やはり購読料値上げは時間の問題なのであろうか?
(´Д`)=*ハァ〜
その上で、我が東京新聞において1つ気になることがある。
それが、コラム欄の縮小である。
一番始めに憲さんが気がついたのは、夕刊文芸コラム「大波小波」の土曜日掲載をやめたことである。
これにより、土曜日の夕刊は少し味気ないものになってしまった。
その上で追い討ちをかけたのが、これも夕刊コラムの「紙つぶて」が全面的になくなってしまったことだ。
これは憲さんにとってはとてもショッキングであった。
だいたい、一面に掲載されており、一週間持ち回り。さらに定期的に執筆者が総入れ替わる。
このコラムによりいろいろな識者の知見を得ることができ、憲さんにとっても大変参考になり面白く読ませてもらっていた。
このコラムあっての「東京新聞の夕刊」といっても過言ではなかったのだが、それがバッサリと打ち切られてしまったのだ!
参考
↓
東京新聞「紙つぶて」今日で終了
https://38300902.seesaa.net/article/202107article_1.html
それも71年間も掲載されていた伝統ある名物コラムがである!
これは当然紙面では触れられていないが、昨今の新聞発行経費の高騰と読者減少の煽りを受けた経費節減、すなわち原稿料の削減策であることは容易に想像できる。
まさに紙面リストラの一貫なのであろうが、とてもショッキングなことであった。
と、長々と書いたが今回の随筆のマクラはまだまだ終わらない。
ここまでは、マクラのマクラである。
(´艸`)くすくす
この、東京新聞名物夕刊コラムの「紙つぶて」、実は2011年3月までは「放射線」というタイトルであった。
しかし、同年の4月1日より中日新聞・北陸中日新聞で付けられている「紙つぶて」に統一されたという経緯がある。
これは、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で発生した福島第一原発事故で放射能か撒き散らかされたことを受けた配慮であったが、この時憲さん「さすが東京新聞!」と唸ったのである。
伝統に囚われることなく、時流にあわせて柔軟に対応する東京新聞の対応に大変好感を持ったのである。
しかし、これと対極にあるのが朝日新聞である。
憲さん何が言いたいか?
何度も言って恐縮だが、あの朝日新聞の社旗、旭日旗である。
なんだよ?
あれ?
朝日はいまだに日本帝国陸海軍の広報機関か?
確かに「旭日」とは「朝日」に他なるまい。
参考
↓
【旭日】
https://kotobank.jp/word/%E6%97%AD%E6%97%A5-479367
しかし、その意匠の歴史的背景を鑑みたらそのようなデザインを自社の旗にあしらっていいものかと普通まともな感性を持ち合わせていれば思うであろう?
憲さんは朝日新聞のあの社旗は理性的に受け付けないのである。
(´Д`)=*ハァ〜
参考
↓
憲さん随筆
『華麗なる?』二枚舌、朝日新聞社の『鵺(ぬえ)』的社説を断固批判する!
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-907cd5.html
↑
この随筆に憲さんの朝日新聞の社旗に対する憲さんの気持ちが触れられている。
いくら「伝統の社旗」と言えども、朝日新聞は戦争中には大本営発表を垂れ流しにして、戦争遂行を煽った反省に立ち返り、社旗そのものも一新すべきであったのだと憲さんはそう考える。
と、いうことで今回の随筆のテーマはこの「旭日旗」についてである。
(´Д`)=*ハァ〜
やっと本題にたどり着いた!
今日の東京新聞の記事にこうある。
参考
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海自艦、旭日旗掲げ釜山に入港 韓国、尹政権「慣例」容認
https://www.tokyo-np.co.jp/article/253126
この旭日旗、ことあるごとに物議を醸している。
サッカーやオリンピックなどのスポーツの大会などでも問題になったのは記憶に新しい。
参考
↓
【東京2020】 旭日旗をめぐる問題 なぜ禁止を求める声があるのか
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-50969980.amp
上出の記事によると、海上自衛隊の護衛艦が29日、米韓などとの海上訓練に合わせ、自衛艦旗である旭日旗を掲げて韓国南部の釜山に入港したが、旧日本軍でも用いられた旭日旗は韓国で「侵略の象徴」として拒否感が根強く韓国国内では反発の声があがっている。
そもそも、憲さんにとっては海上自衛隊も「違憲組織」であり認めがたいのだが、その国家の暴力装置自衛隊の艦船が戦前の軍隊と同様の意匠の旗を掲げ、その意匠の下に虐げら植民地化された地に寄港するなど普通の感覚ではあり得ないであろう。
この一点をもっても、自衛隊の存在の不条理性、傲慢さは明らかである。
参考
↓
憲さん随筆
天晴れ!伊藤弘! 防衛費の二倍など言語道断だ! 言ってやれ!言ってやれ!
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-af8fb0.html
↑
この随筆で憲さんの「海上自衛隊」についての見解を詳しく述べている。
そして、今日の東京新聞の特報面ではその問題を詳しく解説してくれている!
見出しは「旧海軍の体質を継承」「議論なく『しるし』採用に問題」「パワハラ、いじめたびたび表面化」である。
記事では、海上自衛隊の旭日旗は1954年の発足時に公募で採用されたそうであるが、アジア諸国は、日本の軍国主義の象徴であると反発したそうたそうである。
そりゃそうだわな!
そして、明治大学の山田朗教授(近現代史)はこう指摘する。
「反発は仕方ない。軍の『しるし』だったものを議論もなぬ、軍隊ではないはずの自衛隊が引き継いだことに問題があった」
「旧陸軍とは異なり、旧海軍の因習は断絶されず、海自に受け継がれた」
Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
まさにその通りである!
前出の憲さん随筆でもこう指摘している!
憲さんの高校のサッカー部の先輩が海上自衛隊の幹部であることを紹介した上で・・・
以下少し長いが、憲さん随筆引用
しかし憲さん、「海上自衛隊」でピクピクきてしまった!
御存知の通り、海上自衛隊は陸上自衛隊と違い、旧日本海軍の伝統を色濃く受け継ぐ組織である。
そもそも、自衛隊は1950年の朝鮮戦争が勃発した際に、GHQの指令に基づくポツダム政令により警察予備隊が総理府の機関として組織されたのが始まりである。
そんななか、一般的には陸上自衛隊は旧陸軍が旧海軍に比べ戦争責任が大きいと見られたことにより、旧陸軍との関係断絶に神経を使ってきたと言われているのに対して、海上自衛隊は早期の海軍復活を目指す旧海軍軍人主導で創設され旧海軍の伝統を重んじる傾向にあると言われている。
これについては、「NHKスペシャル 海上自衛隊はこうして生まれた〜全容を明かす機密文書〜」に詳しい。
こちら
↓
https://www.nhk-ep.com/s/products/detail/h15001AA-00-00-00
Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
海自かよ?
事実、この伊藤弘の2015年4月「ホームページ開設の挨拶」で彼はこう言っている。
以下、引用。
帝国海軍以来の伝統を継承する海上自衛隊は、創設来60年有余の歳月を通じ、世界でもトップクラスの海上防衛力を有するまでに成長しました。そのような秀でた能力を有する国家は、国際社会の責任ある構成員として、相応の責務を果たすことが求められます。我々は、今回のCTF151にかかる任務の完遂に努めるとともに、国民の皆さんの負託に応え得るさらに精強な第4護衛隊群の錬成、発展に全力を傾注して参ります。
平成27年4月
海上自衛隊第4護衛隊群司令
伊藤弘
以上
参考
↓
【第33代 第4護衛隊群司令 海将補 伊藤弘】
https://www.mod.go.jp/msdf/4el/cf4_greetting_ito.html
Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
「帝国海軍以来の伝統を継承する海上自衛隊」?
は〜?
あの狂気じみた人間兵器「神風特別攻撃隊」を編成したのが我らが大日本帝国海軍様だぞ?
確かに陸軍に比べればその愚劣さは若干劣るかも知れないが、それが「愚劣」のベクトルにあるのは間違いないのだ。
以上、引用終わり。
そして、記事では山口大学の纐纈(こうけつ)厚名誉教授(政治学)の話も載せている。
「海自には(韓国に対して)譲れないという思いがあるのだろう。米日韓の関係の中で、日本が韓国を一段下に捉えていることの表れではないか」
Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
「韓国を一段下」!?
何をおっしゃいますか?
この斜陽国家のニッポン様が!
もう、いろいろな分野で日本は以前アジアの植民地としてきた国に追いつき追い越されているではないか!
その斜陽国家日本がいくら虚勢をはってもそれは歴史が明らかにしてくれるであろう。
まさに「驕れる者久しからず」の理(ことわり)なのである。
参考
↓
【驕れる者久しからず】
https://www.weblio.jp/content/%E9%A9%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%80%85%E4%B9%85%E3%81%97%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%9A
そもそも、米日韓の海上軍事訓練等も中国や北朝鮮に対する「戦争挑発」以外の何物でもない。
繰り返す。
自衛隊は違憲であり、平和国家日本には存在してはならないのである。
自衛隊は解体し、災害救助隊に再編成し、万が一の外患も「災害」として対応すべき!
海上自衛隊の“旭日旗”など言語道断!
今すぐその旗をおろし、日本人の腹を満たす平和の象徴、大衆魚の「イワシ」か「サンマ」でもデザインした旗に変えるべきである!
憲さんはそう考える。
どーよっ!
どーなのよっ?
※文末添付の画像はくだんの特報記事
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