モクレン科(Magnoliaceae)は、被子植物門マグノリオピタ類に属する科の一つであり、世界中の温帯から熱帯地域に分布しています。以下では、モクレン科の特徴を分布、形状、生薬として利用される種類の観点から解説します。
【分布】
モクレン科は、北半球に分布する約240種類が含まれる比較的小さな科です。分布域は北極圏から南北アメリカ、東アジア、南アジア、東南アジア、オセアニアなど世界中の温帯から熱帯地域に広がっています。
【形状】
モクレン科の植物は、落葉性または常緑性の木本で、高さは5メートルから30メートル程度のものが多いです。葉は単葉で互生し葉柄をもち、葉脈は羽状、大きな花を咲かせます。花は、萼片(がくへん)、花弁、雄しべ、雌しべが融合した複合花で、一重または重瓣のものが多く、色は白、ピンク、紫、赤など様々です。
【生薬として利用される種類】
モクレン科の植物の中で、生薬として利用される種類には以下のようなものがあります。
辛夷(シンイ、Magnoliae Flos)
コブシ(Magnolia kobus)またはタムシバ(Magnolia saliciflolia)の蕾
厚朴(コウボク、Magnoliae Cortex)
ホウノキ(Magnolia obovata)の樹皮
互生:互生葉序、葉が位置をずらして様々な方向に出ること。
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