１０回目

　今日は残り日程の少なくなった「ピカソとその時代」へ、ついに１０回目の観覧。
　何度も美術館に通って分かったことだが、いわゆる抽象画というものは多面的な解釈が可能で、どうやら見た人が「自分はこの絵はこのようなものだ」と感想を持てば、それが作者の意図と合致していなくても、それで良いのだ。

　という考え方。
　芸術性はどうかわからんが、とにかく「こうともとれる」「別の解釈もできる」といった絵がピカソやクレーの絵には見られる。そのようないくつもの解釈を付けられるような絵を描いたことがこうした大家の立派な所でもあろう。

　その後、梅田に行って見た。法規制が解除されて最初の金曜で酒場はどこも大盛り上がり。お目当ての店はカレー屋さんだったのだが、１９時で閉店だそうで今日は食べられなかった。少し歩いて、とんかつ屋に入った。
　大阪では食べ物屋は概ね美味しくて安い、ではあるのだが、やはり値上がりしている店も多い。それもこのご時世では致し方なかろう。
　インド人らしき人が経営している酒場などは飲み物９９円で大繁盛していた。そういう店もある。


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　盗撮は悪いことだし、犯人が一方的に悪い。
　だがね。

＞携帯電話を使って女性の下着の盗撮を繰り返した

　割と分かり易い、カメラなどをスカートの下から入れての撮影。
　個人的には、そんなスカートの下を撮影して、何が楽しいの？　　と思うし、どっちかと言えばそう感じる人の方が多いのではないだろうか？

　だが、いつだったか逮捕された犯人のコメントを読んで納得した事がある。

　「スリルがたまらない」

　とな。
　つまり、撮影した写真を見て楽しんでいるというより、盗撮のスリルを味わっている、といったところなのだろう。

　こういうのはギャンブルなんかも似ている節がある。競馬などにのめり込んでいる人は払戻金が好きだからのめり込んでいるというより、最後の直線で自分の買った馬が、先頭に躍り出てくる、というドキドキ感を楽しんでいるらしい。
　家でトランプゲームなんかしている時に、自分の札をめくる瞬間のあの感じ、とかも同じものだろう。


　ただその犯人の心理はおいといて、下着の写真を撮られている被害者は迷惑千万でしかあるまい。そのことは分かり切っている。
　のだけれど、なんでスカートの下を布一枚めくれたら、「パンティーが見える状態」で放置してあるの？　　スパッツなどを履いている人は勿論多い。そうすべきだよね。
　風が吹いてもパンティー見えちゃうかも、というドキドキ感を楽しんでいるのか、いや全然違う理由で、その方が涼しいから、というのもあるだろうが、、、

　スカートから「生足」が出ている。というファッションがあるのは別に良いんだが、中身はしっかりガードしてはどうだね？
　被害者が悪いとか、被害者が不注意だとか言いたいのではなく、こういう犯罪はあって、日常的に多数の被害者が出ているという事実から、もうすこし学べる部分はあろう、という話。

　　ものすごく「有名な人」が有罪判決を受けてるからこんな記事が書かれているけど、無名の一般人の有罪判決なんて記事にしても誰も読まんからな。だからと言って犯罪がなされているわけではなく、どこの町でもどこの駅でも日常的に「犯人」がいるのがこういう盗撮事件なんですよ。

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駅で盗撮、作曲家に有罪判決
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7408671

　駅構内で携帯電話を使って女性の下着の盗撮を繰り返したとして東京都迷惑防止条例違反などに問われた作曲家、田中秀和被告（35）に対し、東京地裁は12日、懲役1年6月、執行猶予3年（求刑・懲役1年6月）の判決を言い渡した。友重雅裕裁判官は「自己中心的で短絡的な動機に酌量の余地はない」と批判した。

　田中被告は、人気ゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」や「ウマ娘プリティーダービー」の楽曲を手がけたことで知られる。

　判決は、田中被告が仕事上のストレスを抱える中、性的欲求を満たすために事件を繰り返したと非難。盗撮行為は20代前半の頃から始めた上に、今回もわずか1カ月間に11回の盗撮行為をしていたとし、「常習性は顕著だ」と指摘した。一方、再犯防止に向けた通院治療を受けていることを踏まえて執行猶予を付けるのが相当とした。

　判決によると、被告は2022年9〜10月、都内と神奈川県の駅計9カ所で女性の下着などを11回盗撮したほか、同年8月に都内で少女（当時15歳）にわいせつな言葉をかけ、翌9月には都内を走行中の電車で自身の下半身を露出した。【斎藤文太郎】