G.W前の金曜、この日は休暇をとって、ロドスタを定期点検に出しに行く事に。
マツダのサービス、能力低いのか客が多いのか、なかなか整備に入れず、本来は3月に受けるはずの点検、1ヶ月以上遅れの4月でも受けられるのは平日しかなかったのだ。
点検は午前中に終わり、食事がてら、ちょいと走り回り、首都高・羽田線にも乗って、久々にエンジンを回して走る……天気もよかったし、気持ちいい……ひとっ走りのつもりが、何時の間にか100kmくらい走っていた。
その後、クルマを置きに家に戻り、夕方、Kinoシネマみなとみらいで映画2本。
1本目は、
「せかいのおきく」。
これは、阪本順治監督による、循環型社会を実現していた江戸時代を舞台に、オリジナル脚本で贈るモノクロ時代劇。
江戸末期を舞台に、貧乏長屋で暮らす、声を失った武家育ちの娘おきくと、社会の最下層で人々の糞尿を売り買いして生きる青年・中次と矢亮の青春物語。
江戸時代を描く時代劇であまり描かれる事のなかった「便所」と「糞尿」について、便所の構造から、汲み取り、運搬、処理までを描くのはなかなか異色……そんな訳で多くのシーンに糞便が登場するので、だからこそ、本作をモノクロで描いたのか、と納得してしまったり……
物語は、そんな糞便を扱う汚穢屋の青年の初な恋物語であるのだが、物語の背景を糞便が占める、正に異色の時代劇だ。
あと、本作では、佐藤浩市と寛一郎が親子共演している。寛一郎、佐藤浩市の若い頃にうりふたつになって来て、見紛うようなカットが幾つもあった。
2本目は、アダルトショップを舞台とした異色のモンゴル映画、
「セールスガールの考現学」。
これは、ひとりの女性が“自分らしく生きる”までを描くもの。
舞台設定が異色ではあるものの、女性と言うか若者の自立を描くと言う点において、これは普遍的且つ真っ当な青春映画であり、これは多くの人に受入れられるものと思う。
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