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2023年04月18日00:51

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暗殺の難易度

 メディアは暗殺という言葉を使っていません。

 安倍元総理が暗殺された。それを暗殺といわないようなところに違和感は大きい。

 そして、あの西大寺での演説で警察の行った警備を見ていれば。
「実は暗殺は素人でもタイミングによっては可能」と広く知らしめた。暗殺ができてしまう。

 そこから学習したものは多いだろう。今後もそのような事件が続く可能性がある。

 個人的には、「一国の首相を狙った犯罪」、というのを単なる殺人・あるいは殺人未遂、という解釈で良いのか、これは国家転覆罪が適用されるべきではないのか、と思う。

 動機は単純なのかもしれないし、首相の警護が堅くなれば、狙いが知事とか市長に向く可能性もあって、その場合にも国家転覆罪が適用できるとは思わないが、こうした犯罪に根本的な対策が必要だろう。

 政治家が悪いことをしている、と感じる人はおおかろう。実際に汚職で逮捕される議員はそれなりにいる。本人が関わってないと主張するだけで、家族や職員が逮捕される例もある。そういう意味で、政治家には「反感」が向きやすい。正しい対応は、次の選挙で他の人を推す、しかないのだが、だれを選んでも「同じような悪いことをする」と感じる人にとっては選挙も意味がないのだろう。

 だからと言って、暗殺で物事が解決するわけではない。政治には必ず対立勢力はあるのだから、誰かが倒されれば利を得る人もいる、逆に割を食う人もいる。
 フランスではかつて「革命」という手段によって、王政を倒そうとした人たちがいた。しかし、結果的にハプスブルグ家との血縁が切れただけで、民衆は新たな支配者ナポレオンを産んでしまう。
 世界には、他にもそのような例は沢山あって、一例で物事は語れないが、革命やクーデターと言う方法は体制の刷新はできても、決して汚職や腐敗を排除する手段にはならないのがこれまでの歴史が示している。
 日本でもフランスから始まった「三権分立」を一応導入していて、政治の腐敗を防ごうとする組織を作っているかのようになっている。が、実際には、大きく機能しているとは言い難い。

 暴力をもって、何かをなんとかしよう、問題を解決しよう、というのは決して賢い方法ではない。しかし、選挙を経るのは余りにも遠回りで、効果もなかなか見えない。
 当の岸田首相は「聴く力」といい、国民の声にあたかも耳を傾けるかのような、耳障りの良い言葉を使ったが、政敵がいなくなったのをいいことに、自らの権限を最大限に行使しているように見える。暗殺で政治のバランスが崩れたのは事実だろう。

 その岸田総理が今回は狙われる対象となった。
 本人がどう思っているかはわからない。首相がこんなことをうじうじ考えるとは思えないが、例え理不尽な暴力で命を落としても姿勢を崩さず悪政を続けるのか、ちょっとは反省して、少なくとも国会議員の話ぐらいはもうちょっと聴くようになるのか、、、


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■「無我夢中で」男が持つ物払い落とした 容疑者取り押さえた地元漁師
(朝日新聞デジタル - 04月16日 18:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7377710 衆院補選の応援演説に訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ入れられた威力業務妨害事件で、現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24)を取り押さえた地元漁師の男性(54)が16日、報道陣の取材に応じた。爆発物が投げられた直後、「無我夢中で」容疑者を押さえ込んだ一部始終を語った。

 男性は15日午前8時ごろ、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港に設けられた演説会場に入った。岸田首相が応援演説に訪れる約3時間前だ。

 「あんなえらいことは、もう起こらんやろな」

 漁師仲間とそんな話をした。昨年7月に起きた安倍晋三元首相の襲撃事件のことだ。雑賀崎で生まれて50年以上。地元で現役の首相を見た経験はなかった。

 午前10時半ごろから支援者らが集まり始め、聴衆は約200人に膨らんだ。
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