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2023年04月03日18:33

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子供が描いてはいけない絵などない! ロシアの12歳の少女の革命的決起に私たちはこたえよう!

フォト


※画像はロシアの少女が描いた絵。ウクライナ国旗の下で女性と子供が、ロシアから飛んでくるミサイルに「ノー」と言っている様子が描かれている

確かに猿は見たことがない。

紅葉と夕日はありそうだが、見たという確証はない。

銭湯マニアの憲さんも断言は出来ない。

何の話かと言うと、銭湯の壁に描かれるペンキ絵の話である。

「猿」は「お客が去る」。また、紅葉と夕日は「赤字」につながり縁起が悪いというのである

今日の東京新聞1面コラム「筆洗」のマクラの話である。

こんな深刻な話題のマクラによくもまー、こんな暢気(のんき)な話をふったものである。

「描いてはいけない絵」つながりの話である。

ロシアの12歳の女の子が学校で描いた絵がロシア国内で大問題になっているようなのだ。

その絵が冒頭に掲げた画像の絵である。

コラムによるとこうである。

以下、引用。

お母さんらしき女性と女の子がいる。お母さんが何かを制するように左手で待ったをかけている。何かとは、ロシアから飛んでくるミサイルである▼絵にはウクライナの国旗とともに「ウクライナに栄光あれ」「戦争反対」の文字がある。

引用以上。

特筆すべきはこれは、ウクライナの子供が描いた絵ではなく、ウクライナに戦争を仕掛けたロシア国内の子供が描いた絵であることである。

コラムはこう続けている。

「この絵がロシア軍を批判しているとして問題となったそうだ。警察に知らせたのは学校側と聞いて、震えてくる。」

確かに、この学校の教員が子供を国家権力に売り渡す行為に怒りに震えてくる。

しかし、ロシア国内においても反戦の火が消えていないことに勇気を貰う。

それも、こんないたいけな女の子がだ!

ロシアはまさにレーニン率いたボルシェビキが掲げた「革命的祖国敗北主義」の聖地であり、まだこの伝統が引き継がれているのかと嬉しくなってくる!

参考

【革命的祖国敗北主義】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E7%A5%96%E5%9B%BD%E6%95%97%E5%8C%97%E4%B8%BB%E7%BE%A9

憲さん随筆アーカイブス 非革命的祖国敗北主義者よ、今こそ起ち上がれ! サッカーワールドカップ2018ロシア大会に思う
2023
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-0414da.html

ロシア国内の「反戦運動」のニュースは日本にいるとあまり聞こえてこない。

しかし、この戦争はロシアとウクライナの国家の軍事力により決着をつけるものではなく、ロシアとウクライナの国家権力同士の戦争を同国の労働者階級がどう阻止するかが問題となるのではないだろうか?

まさに“階級的解決”しかないのである!

そこで必要な思想がまさに「革命的祖国敗北主義」だと憲さんは考える。

東京新聞の“筆洗子”もそこを是非とも強調してほしかった!

それにしてもロシアの女性は大人にせよ子供にせよ勇敢である。

戦争開始当時もロシアの女性テレビキャスターが反戦を生放送で命がけで訴えている!

参考

憲さん随筆
テレビ局で「反戦決起」したロシア人女性断固支持! 私たちは彼女の勇気に見習わねばならない!
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-e475c3.html

これも、ソ連時代の映画ゴーリキー原作『母』の伝統なのであろうか?

参考

【映画『母』】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D_(1926%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

映画「母」(1926、ソビエト)を見た。ソ連映画界の巨匠の一人、プドフキン監督。
https://fpd.hatenablog.com/entry/2020/07/02/163104

それにしても日本も他人事ではないのだ!

我々日本人が“エセ平和”漬けの中、惰眠を貪っている内にいつか来た道と「物言えぬ世の中」になっていく日も近いのだ!

ゆっくり銭湯に浸かって富士山のペンキ絵を眺めている場合ではないのだ!

ロシアの闘う人々に勇気を貰い、連帯して共に軍事国家化に突き進む岸田政権打倒に起ち上がらなくては!

憲さんはそう思う。

皆さんはどうお考えだろうか?

どーよっ!

どーなのよっ?

※参考までにコラム中「英BBC」のニュース

反戦の絵を描いた少女の父親、ベラルーシで拘束 出廷せず逃走
2023年3月31日
https://www.bbc.com/japanese/65134030.amp

画像説明
マーシャさんが昨年描いた絵には、ウクライナ国旗の下で女性と子供が、ロシアから飛んでくるミサイルに「ノー」と言っている様子が描かれている

SNSでロシア軍を繰り返し批判しておとしめた罪で禁錮2年の刑を受けたものの、判決前に姿を消していたロシア人男性が、ベラルーシの首都ミンスクで拘束されたことが30日、分かった。この男性の娘(13)は昨年、学校で反戦の絵を描いたとして警察に通報されており、国際的な注目を集めていた。

被告のアレクセイ・モスカレフ氏(53)は28日に判決が言い渡される予定だったが、出廷しなかった。モスカレフ氏は自宅軟禁状態にあったが逃げ出しており、ロシアを出国したとみられていた。

ベラルーシ当局は、ロシアの要請でモスカレフ氏を拘束したと認めている。

モスカレフ氏がどのように出国したのかは明らかではない。当局の目を逃れながらロシアを出国しようとする人の多くが、ベラルーシを経由する。

ドミトリ・ザクワトフ弁護士はロイター通信の取材で、「誰かが間違いを犯して」モスカレフ氏の所在を明らかにしてしまったのだと説明。「一番可能性が高いのは、モスカレフ氏が誤って携帯電話を使ってしまった場合だ」と語った。

反戦派のロシア人ジャーナリスト、マリナ・オフシャニコワさんも、その可能性が高いと示唆した。

ロシア国営テレビ「チャンネル1」の編集者だったオフシャニコワさんは昨年3月、ニュース番組の生放送中に原稿を読むアナウンサーの後ろで、反戦のプラカードを掲げた。その後、自宅軟禁となったが、10月に逃亡し、無事に国境を越えた。

画像説明,
アレクセイ・モスカレフ氏はロシア軍を批判した罪で起訴され、自宅軟禁に置かれていた

モスカレフ氏は、モスクワから南に320キロほど離れたイエフモレフに住んでいた。

昨年4月、当時12歳だった娘のマーシャさんが、学校で反戦の絵を描いた。そこには、「ウクライナに栄光を」と描かれたウクライナの国旗と、ロシアから飛んでくるロケット弾、そして「戦争反対」と描かれたロシア国旗が描かれていた。

モスカレフ氏によると、学校がこの絵について警察に通報。その後、モスカレフ氏はSNSに投稿した反戦コメントについて罰金を科された。昨年12月、自宅の家宅捜索が行われ、起訴された。

マーシャさんは当局の判断により、裁判が始まった段階でモスカレフ氏から引き離され、児童施設に預けられている。マーシャさんの姿は3月1日以降、確認されていない。

モスカレフ氏一家を代表している別の弁護士は、マーシャさんに父親の逃走が伝わっているかは分からないと語っている。

もう一つ

<コラム 筆洗>銭湯の壁の絵といえば、雄大な富士山が思い浮かぶが、銭湯の壁・・・
https://www.tokyo-np.co.jp/article/241742?rct=hissen

 銭湯の壁のといえば、雄大な富士山が思い浮かぶが、銭湯の壁には描いてはいけない絵があると聞いた。サルと紅葉とタ日だそうだ。 サルは「お客が去る」。紅葉と夕日は「赤字」につながり、縁起が悪いと嫌われたか▼そんな描いてはいけなかったとでもいうのか。銭湯ではなくある学校での話である。ロシアの十二歳の女の子が学校で描いた絵が問題となり、児童施設に送られたそうだ。英BBCが報じている▼そんな騒動になるとはどんな絵かと思いだろう。 写真を見るとこんな絵である。 お母さんらしき女性と女の子がいる。お母さんが何かを制するように左手で待ったをかけている。何かとは、ロシアから飛んでくるミサイルである▼絵にはウクライナの国旗とともに「ウクライナに栄光あれ」「戦争反対」の文字がある。この絵がロシア軍を批判しているとして問題となったそうだ。警察に知らせたのは学校側と聞いて、震えてくる。ロシアでは子どもが自由に絵を描くこともできないら しい▼女の子のショックの大きさはいかばかりか。一枚の絵でわが家から引き離される。シングルファーザーの家と聞く。父親もSNSで反戦を主張したことがとがめられ、二年の禁固刑を最近、言い渡されている▼気の毒な女の子に胸を痛めると同時に子どものささいな絵にまで目を光らせる、現在の ロシアの異常さを憂う。

2023.4.3

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