《モンパルナスのエコール・ド・パリ/ジャン=ポール クレスペル》
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美術史上、もっとも憧れる時代です。
まさに百花繚乱の時代。
この時代に生まれ、
カフェにたむろして
彼らと同じ空気を吸えたら
どんなに良かったでしょう。
本書ではセーヌ左岸モンパルナスの
La Rucheを拠点にしていた
芸術家たちのことが書かれています。
もちろん、彼らと交流のあった
セーヌ左岸モンマルトルの
Bateau-Lavoirに集った画家たちのことも。
1920年代、
パリがもっとも刺激に満ちていた時代。
貧困に挫けることなく、
自らの才能を信じ、
むしろ頽廃的な暮らしを
楽しんでいるかのようなボヘミアンたち。
デカダンスと創造の時代。
2度の世界大戦でさえ、
パリで繰り広げられたドラマの
演出のように思えるほど、
混沌とした時代の
青春群像劇のようでした。
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