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2023年02月25日01:35

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憲さん随筆アーカイブス 名付けて「やりたい放題解散」  中村主水もビックリ!さすが「仕事人内閣」だ!

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※この随筆は2017年9月28日に執筆したものに加筆修正しました。

※画像は藤田まこと演じる「必殺仕事人」の中村主水

今日28日(2017年9月28日)、衆議院が解散されるらしい。

衆議院の解散の条件を憲法上明記した条文は第六十九条である。

参考

【日本国憲法第69条】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC69%E6%9D%A1

「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。」

それ以外の解散は憲法第七条がその根拠となるらしい。(69条解散も形式的には7条の解散の形はとりますが・・・)

参考

【日本国憲法第7条】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC7%E6%9D%A1

「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
(中略)
衆議院を解散する
(後略)」

参考

【図解・政治】衆院選2017・衆院解散の流れ(2017年9月)
https://www.jiji.com/sp/graphics?p=ve_pol_election-syugiin20170927j-05-w380

まがりなりにも国民の意思決定機関である国会の衆院を解散する形式的主体が天皇だっていうのも

なんだがや〜┐(´〜`;)┌

って感じだがここでは問題にしない。

天皇は首相に「陛下!衆議院を解散してください!」と耳打ちされたら、好むと好まざるにかかわらず、衆議院を解散させなくてはならないのだ。

これが、いくら野党第一党の党首が囁こうが、壇蜜が色っぽい声で囁こうが、いわんや憲さんが凄もうが天皇は衆議院を解散してはくれないのである。

参考

壇蜜&ミスiDデジタル写真集特集
https://galapagosstore.com/web/square/street/4971

これが、衆議院解散は「首相の専権事項」と言われるゆえんである。

憲さんも今まで、69条の場合以外は、解散は首相がいつ、どのタイミングでしてもいいものだと思っていたが、今回の解散はちょっと尋常ではない解散らしい。

東京新聞9月26日の社説にこう書いてあった。

以下部分引用

◆憲法軽視の審議封じ
七条解散は慣例化しているとはいえ、政権与党の都合による衆院解散には「解散権の乱用」との批判がこれまでもあった。
 解散はやはり、政府提出の予算案や重要法案が否決された場合や国論を二分する問題が生じたときに限るべきではないか。

以上、引用おわり。

確かに言われてみればその通りである。

今回の解散はまさに、「大義なき解散」であろう。

27日の東京新聞政治面でもその異常さが詳しく解説されている。

参考

国会論戦を経ず解散 戦後初 野党の開会要求98日放置
https://static.tokyo-np.co.jp/tokyo-np/archives/senkyo/shuin2017/shuin_article/zen/CK2017092702000307.html

戦後における国会召集直後の「冒頭解散」は過去にも三回しかない。

しかし、その過去三回も首相が内閣改造や新内閣発足後に国会で演説し、質疑を受けた後召集された国会での冒頭解散であったそうだ。

今回は安倍の鳴り物入りで組閣した、藤田まこともビックリの「仕事人内閣」が本格的な国会論戦に臨むことなく解散だそうだ。これは戦後初である。

参考

安倍首相:「仕事人内閣」で政権立て直し−支持率回復が課題
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-02/OU1Z6O6JIJUO01

さらに、憲法五十三条に基づく野党の臨時国会開会要求も98日間も放置しての解散であり、これは憲法軽視以外のなにものでもなく、さらには疑惑隠し、疑惑追及逃れであることは明らかだ。

安倍の臨時国会召集拒否は2015年秋にもあり、その時も結局年明けの通常国会開会まで召集要求を拒否し続けている。今回の召集拒否は再犯であり、確信犯だ。

奴は国会での論戦によほど自信がないのであろう。

それにしても、今までの歴代自民党政権もいくら横暴とはいいながらも、少なくとも憲法を守ろうとし、国会のルールや慣行を順守しようとし、まがりなりにも有権者に理解を得られるような大義をもって国会運営をするふりはしてきたであろう。

しかし、安倍は違う。

憲法もないがしろにして、数の力でやりたい放題である。大義もへったくれもない。

政治の劣化の表れである。

こんな輩が発議する、憲法改定など、改悪以外の何物でもないことなど火を見るより明らかだ。

で、今回の冒頭解散もそのやりたい放題の延長線上にあるのだ。

やはり、衆院の解散はいくら、「首相の専権事項」といえども、東京新聞が言うように、以前の小泉元首相の「郵政解散」などがそうであったように「政府提出の予算案や重要法案が否決された場合や国論を二分する問題が生じたときに限るべき」とし、首相の選挙目当ての政局判断による節操のない解散は制限してしかるべきだと思う。

ここで、読売新聞ネタだが、同じ日の自民党御用新聞の社説にはこうある。

以下引用

「衆院解散は長年、『首相の専権事項』とされ、定着している。自らが目指す政治や政策の実現のため、最も適切な時期に総選挙を実施するのは宰相として当然だ。
 衆院議員の来年12月の任期切れまで1年余しかない。既に『常在戦場』で選挙準備をしておくべき時期だ。『解散の大義がない』との野党の批判は筋違いである。」

引用終わり。

見事な思考停止、安倍首相応援団ぶりである。

こんな新聞が世界で一番読まれているというのだから、見上げたもんだ。

新聞ネタでもう1つ。

昨日の東京新聞の斎藤美奈子さんの「本音のコラム」にこうあった。

安倍がこの解散を「国難突破解散」だと語ったのに対してツイッターは「お前(安倍自身)が国難」と皮肉られているようだが、そのコラムにこうあった。

(安倍の解散理由の真意を計りかねていたら)「産経新聞で編集委員の阿比留瑠比氏が解説してくれた。[安倍首相の決断理由は一にも二にも、そこに北朝鮮問題があるからだ。わが国はまさに、戦後最大の安全保障上の危機に直面しているのである]
すごいな、もはや完全に有事気取り。(中略)国難は外からやってくるとは限らないのである。先の戦争で国難を招いたのはだれだったか思い出したほうがいい」

参考

【阿比留瑠比】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%AF%94%E7%95%99%E7%91%A0%E6%AF%94

笑って、そして頷いた。

美奈子先生、いつも冴えわたってる。

憲さんもこういうコラムを書けるようにしたい。

いつ、人々が選挙じゃ世の中かわらないことに気づくのか?と思いながらも、安倍の卑劣なルール無視に憤っていてもはじまらない。

少なくとも卑劣な差別主義者どもが国民の代表になるのだけは阻止せねば。

江戸川区で、大西英男落選運動が起きないかな〜。

参考

【大西英男】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E8%8B%B1%E7%94%B7

って、書いてたら今朝の新聞。

「民進『希望』に実質合流へ」だと!

参考

【民進党】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%80%B2%E5%85%9A

【希望の党】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%AE%E5%85%9A_(%E6%97%A5%E6%9C%AC_2017)

そうきましたか、前原さん!

参考

【前原誠司】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%8E%9F%E8%AA%A0%E5%8F%B8

あなたそれやりたくて代表になったのね。

これで二大保守勢力の完成ってこと?

まさに政界は一寸先は闇ですな。

ところで民進党の左派なんかはどうなるの?

例えば辻本清美さんとか阿部知子さんなんか。

参考

【辻本清美】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E5%85%83%E6%B8%85%E7%BE%8E

【阿部知子】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9F%A5%E5%AD%90

さすがに「希望」にはいけないだろ?

どうなるのかな?

見ものではありますな。

しかし、まずは安倍政権打倒かね?

( ̄ー ̄)ムフフ

どーよっ!

どーなのよっ?

参考

ドキュメント衆院解散
https://www.asahi.com/special/timeline/syuinkaisan17/

疑問残し決意表明 首相、衆院解散表明
https://static.tokyo-np.co.jp/tokyo-np/archives/senkyo/shuin2017/shuin_article/zen/CK2017092602000203.html

21年ぶり、論戦なく冒頭解散
https://static.chunichi.co.jp/chunichi/archives/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017092902000245.html
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