「カンフースタントマン」
凄い良かったよぅ!
80年代の、香港アクション全盛期を検証するこの作品。
先日の「アイカツ!」といい、慣れ親しんだジャンルで、少しの郷愁と、全く新しい驚きを与えられると。
冗談抜きで「いやー、人生もまだまだ、捨てたもんじゃないなー」と思う。
いや素晴らしかった。
出てくる人たちが、俳優、スタッフともに、神に近いレジェンドばかり!
●ユン・ワーが凄いおじいちゃんになってる!
●ツイ・ハーク頭まっしろ!
●「燃えよドラゴン」の子供ことトン・ワイさんもオジサンに
●エリック・ツァン変わらねぇなあ
●スタンリー・トン若っ!
●チン・カーロッも若っ!
●ブルース・リャン先生、髪の毛増えてません?→コラ
●動いて喋るユエン・ウーピンを初めて見た
そしてマースですよマース!
俺たちの世代には「ジャッキーの悪友(映画の中でね)」として有名な!
『プロジェクトA』で、ジャッキーの実験台(笑)として時計台から落下した事を明かしたマース。
一番下のヒサシに激突する、予告編やCMに使われたNGフィルムは、君の落下だったのかマース!
今はジャッキーの元を離れ、武術指導として独立したマースは、かつてのゴールデン・ハーベスト社の撮影スタジオ跡地を訪れ言う。
「みんな、なくなってしまった」
渋い!
あんたが、この映画の、影の主役だよマース。
そして「『蛇拳』が俺の映画の真似をした、とは言わないけどね」とニヤリとするサモ・ハン。
カッコいい!
そんな「監督が彼だと知ったらベテラン・スタントマンも逃げ出す」サモ・ハンが。
切り札にしていたのが、ユン・ワーと、チン・カーロッと、あの時代を生きた日本人なら皆、顔は知ってる「あの男」なんだろうなあ。
「あの男」も、意外な形で出て来ます。
正直、不意をつかれて私、泣きました。
まさか「カンフースタントマン」で泣かされるとは思わなかった。
見よう、カンフースタントマン!
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