『西部戦線異状なし』は、
ドイツ人のエーリヒ・マリア・レマルクが著した長編戦争小説です。
1929年1月に出版されました。
題名は主人公パウル・ボイメルが戦死した日の司令部報告に
「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載された事に由来しています。
第一次世界大戦の西部戦線において、
ドイツ軍の志願兵パウル・ボイメルが体験する
戦場での死と痛み、不安、恐怖、理不尽、怒り、そして虚しさを描き、
戦争の持つ非人間性を訴えた反戦文学です。
僕は、高校の頃にこの小説を読んで、それ以降何度か読みました。
この小説は1930年に ルイス・マイルストンが監督して映画化されています。
ルイス・マイルストンは、
1960年に「オーシャンと11人の仲間」を監督しているほか、
多くの映画を監督しています。
映画の『西部戦線異状なし』は、
第3回アカデミー賞最優秀作品賞、および最優秀監督賞を受賞していますが、
アメリカ映画としては異色の映画なのかも知れません。
学生時代に観た覚えがありますし、
テレビの「日曜洋画劇場」でも放送しましたので、
何度かやはり観ています。
一昨日、この『西部戦線異状なし』が、u-nextにあるのを見付け、
改めて観ました。
1930年ですから、全編白黒です。
やはりアメリカ映画だからなのでしょう、登場人物はすべて英語を話します。
しかし、それを補った余りある名作だと感じました。
小説が出版された翌年に、この映画を作ったのも素晴らしい事です。
第一次世界大戦の西部戦線は、塹壕線が築かれ、
フランスとドイツが一進一退の戦いを繰り返します。
毒ガス・戦車・飛行機などの多くの新兵器が導入されましたが
それらについても描かれていて、改めて観ても素晴らしい映画だと思いました。
YouTubeに予告編がありましたので、よろしければご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=0jN5i2fwv-M
昨年、この映画はリメイクされました。
ご覧になった方もいるかと思いますが、僕はまだ観ていません。
もちろんカラーですから、より悲惨さが出ているのかも知れません。
それと登場人物はすべてドイツ語で話しているとの事です。
ネットフリックスでは、公開されているようです。
できれば、こちらの方も観てみたいと思います。
【今日の一句】
根回しね うるさい奴の 口ふさぎ
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