平成の世を彩った二大アイドルアニメ「アイカツ!」と「プリティシリーズ」。
共にゲーム筐体を原作にし、アニメ本編中では女の子のCGダンスが売りに。
「アイカツ!」がムーブメントを起こせば「プリパラ」が大ヒットする。
良きライバルとして、共に主人公を変え、ロングシリーズ化してきた二大シリーズですが。
コロナ禍により、原作のゲーム筐体が破壊的なダメージを受けて、テレビアニメが終了してしまいました。
しかし!
両シリーズの奇跡のコラボライブ「ドリコラ Fes.」が、昨年末にイベント上映・配信されたのですよ。
その時は、日替わりで、昼夜公演で、セットリストやMCが変わり、全てを見るには全通しなければならなかったのですが。
このたび、イオンシネマで、全ての歌唱とMCをセットにした劇場バージョンが上映されたので。
いそいそと行って来ました。
一応、声は出しちゃダメだけど、ペンライトとかは振っていい「応援上映」に行ったのですが。
観客5人!
しかも誰もペンライトを振らない!
という訳で、私も大人しく見てました。
元々、じっくり歌を聴く方が好きですし。
アイカツ!シリーズとプリティシリーズのメインヒロイン14人が、ライブを行うのですが。
「あっ!各作品から、主人公しか出ないんだ!脇役は出ないんだ」というのと。
「あれ?CGがテレビと違う。テレビよりショボ(それ以上、いけない)」というのがあり。
歌う曲もフルサイズではなく、ワンコーラスなので。
「まあ、こんなもんか」と、やや冷めた目で見てましたが。
僕の最推しの、「アイカツ!」二代目ヒロイン、大空あかりちゃんがソロ曲で、大スクリーンに登場した時は。
意外にも、熱いものが込み上げてきて、泣きそうになってしまいました。
そして最後、14人、全員が揃って。
アイカツ!初代ヒロイン星宮いちご(さすが別格の扱い)が、お別れの挨拶をした後。
プリパラの真中らあらが「じゃあ最後の曲は……」と言った時。
「プリパラの最初の主題歌の『Make it!』だと嬉しいけど違うだろうなー。どっちかのシリーズの一番新しい主題歌だろうな」と思ってたら。
らあらちゃんが「Make it!」と言ったので「うおおおお!」と爆上がりしました。
ヒットするアニメには、名曲のオープニングが付く、というのが私の見解ですが。
「プリパラ」のヒットには、名曲「Make it!」は、かなり貢献したと思うのですよ。
そこからは、もう「すげぇ!アイカツ!の、いちごちゃんが、あかりちゃんが、ゆめちゃんが、あいねちゃんか、みおちゃんが、はなちゃんがMake it!を歌ってる!」と興奮して。
「いやー、こいつは春から、いい映画を見た」と帰りました。
どっとはらい。
両シリーズともテレビアニメが終了しましたが、なんとか復活して欲しいものです。
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