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2022年12月25日08:09
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増上寺の畳替えは本当に一晩で行われたのか？ 傑作！長谷川一夫主演大映版『忠臣蔵』をクリスマスイブに鑑賞する！
※画像は長谷川一夫演じる内蔵助。これは1964年のNHK大河ドラマ『赤穂浪士』版。
( ^_^)ノおっは〜！
皆さん！昨日の週末に重なったクリスマスイブはいかがお過ごしでしたか？
憲さんは一人寂しくスーパーで買ったフライドチキンを食べて過ごしました！
こんな夜は映画を観て過ごすに限ります！
ということで、図書館で借りた長谷川一夫主演の大映版『忠臣蔵』をみて過ごしました！
こちら
↓
忠臣蔵 (1958年の映画)
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映画全編
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やっぱり、12月24日と言えば討ち入り10日記念日ですからね
(￣ー￣)ムフフ
いや〜！
東映版の片岡千恵蔵主演の東映版『赤穂浪士』もいいけど、大映版もまた何回みてもいいよね〜
参考
↓
【赤穂浪士 (映画)】
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憲さん随筆
あなたは“垣見五郎兵衛”派？ “立花左近”派？ 『忠臣蔵』の名エピソード「大石東下り」での対決相手はどちらが好き？
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憲さん、この映画何回も観てるんだけどまた観て泣いちゃったよ！
憲さん、一番グッとくるのは大石内蔵助が京都の山科に引っ越すのだが、内蔵助は遊郭で遊興三昧の日々。
しかし、これがまた楽しい！
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ〜♪」
と遊女が囃し立てるなか、内蔵助はちょんまげに紙垂（しで）をぶら下げて、女物の着物を半分着て遊女を追いかける。
参考
↓
【紙垂】
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憲さんもこんな遊びしてみたいな〜
と、羨ましく思う限りだ！
そりゃそうだよ。
内蔵助も討ち入りの時は四十代半ば。まだまだ遊びたい盛りだよな〜。
可哀想に。
(´Д`)=*ハァ〜
それで、遊郭には敵方上杉家の千坂兵部の間者(スパイ)“るい”が仲居として勤めている。
この“るい”を演じるのが京マチ子なんだけどこれがなんとも色っぽいのよ！
参考
↓
【京マチ子】
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彼女、最近までご存命だったようですね。
そんななか、内蔵助は遊女の浮橋太夫を身請けし、妻子を離別すると言い出す。
これも、内蔵助の家族に対して累が及ばないようにする配慮なんだよな〜
で、東山千栄子演じる内蔵助の母“おたか”も息子に対して怒るのだが、仏壇に内蔵助自身の位牌があるのをみつけて、仇討ちをめざす真意を知り、酔って寝てしまった内蔵助にそっと着物を掛けるのよ。
そのシーンに母親の情愛がにじみ出て泣けるのよ。
ホント！
この、東山千栄子さんは小津安二郎監督の『東京物語』で母親役を演じてるけど、「ニッポンのおっ母さん」て感じでいいよね〜
参考
↓
【東山千栄子】
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で、内蔵助と長男の「探検隊長」川口浩演じる(！)主税のみを残して一家は妻りくの実家に移っていくのね。
ホント切ないよね〜！
これも泣けるよ。
参考
↓
【川口浩】
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で、この映画も当然「大石東下り」のシーンがあるのだけど、この映画では内蔵助は「近衛家用人・垣見五郎兵衛」と名乗っているのね。
そして、お約束通り二代目中村鴈治郎演じる本物の垣見五郎兵衛が怒って偽物の内蔵助を訪ねてくるのね。しかし内蔵助が手形のかわりに「浅野内匠頭お肉通しの短刀」をチラリと見せると、偽者の正体が大石内蔵助と知って、本物の垣見五郎兵衛が近衛家の手形を渡して大石を助けるのよ。
このシーンもやっぱりいいよね〜
【中村鴈治郎 (2代目)】
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で、その浅野内匠頭だけどこの映画は市川雷蔵が演じてるのよ。
あの、「眠狂四郎」の！
参考
↓
【市川雷蔵 (8代目)】
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でも、この浅野内匠頭がヒステリックなのよ！
何でも吉良上野介にすがって「教えて！教えて！」って纏わりつくのよ。
あれじゃ吉良でなくとも鬱陶しく思うわな！
(´Д`)=*ハァ〜
で、この滝沢修演じる吉良が憎らしいのよ！
参考
↓
【滝沢修】
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ホント！
こいつ、憎たらしいよね〜！
みてて「キイーッ」てなっちゃうよ！
で、有名な「増上寺の畳替え」ね！
冒頭の！
これは一般的なお芝居での流れはこうね！
以下、サイト引用。
人間の実相を語る歴史人（赤穂浪士�ち�上寺の畳事件）
3月12日。浅野家は、
増上寺の掃除を行った。
勅使の参詣に備えるためである。
壁、障子、襖、天井洗いなど、
夕刻までに、すべてやり終えた。
ふと、誰かが、「畳は?」と言った。
すると家老が答える。
「畳替えをすべきか、どうか、吉良殿にお伺いしたところ、『正月に替えたばかりだから、そこまでしなくてもよい』というお指図であった」
昨日の、精進料理の一件もある。
不安を感じた家臣が、別の大名の持ち場へ行ってみると、青畳のにおいが、ぷーんとするではないか。
すべて新しく替えられている。
寝耳に水を浴びせられた内匠頭は、
「またしても、上野介め、だましおったか。今宵のうちに、手配せい」
と命じた。
家臣たちは、「こんな時は、金の力だ」と、現金を懐に入れて、畳職人を集めるために
江戸じゅうを走り回った。
畳は2百数十枚もある。
武士も職人も区別はなく、夜を徹しての涙ぐましい努力が続けられた。
明けて3月13日。
増上寺の検分に来た上野介は、
「かねて、内匠頭殿は裕福だと聞いていたが、一夜のうちに、これだけの畳を替えられたとは、さすがだ。何事も、金銀さえ惜しまなければ、物事は、うまく運ぶものでござるよ」
と、皮肉交じりに褒めたてた。
果たして、上野介の嫌がらせだったのか、言い間違いだったのか。
それとも浅野家側の聞き誤りだったのか……。
いずれにせよ、徹夜で作業した人たちが、目の前にいるのだ。なぜ、一言でも、労をねぎらう言葉が出ないのだろうか。
こういう思いやりのなさが、ますます人間関係を悪化させていくのである。
内匠頭は、怒りと憎しみがわいてきて、夜も眠れない。
眠ろうとすれば、吉良の顔が浮かんでくる。
笑いながら人を責め、偉そうに批評する声が、耳鳴りのように
聞こえてくるのであった。
以上、引用終わり。
参考
↓
人間の実相を語る歴史人（赤穂浪士�ち�上寺の畳事件）
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ね！
ホント憎らしいでしょ？
でも、こんなこと(畳替え)本当にあったのであろうか？
で、その史実にいろいろなサイトが迫っている。
その一つにこう書いてある。
以下、引用。
ほとんどの映画やTVで取り上げられるのが、増上寺の畳替です。
＊解説：増上寺の参詣は３月１５日です。前日の畳替ということになると、３月１４日の夜です。３月１４日には、浅野内匠頭は切腹していました。畳替は有り得ない話です。
以上
参考
↓
忠臣蔵新聞
ダイジェスト忠臣蔵（第４巻）
事件の背景（３）
＊増上寺畳替も伝聞
http://
また、このように書いてあるサイトもある。
「畳替えは御畳奉行の役目です」
Σ(￣□￣;)ハッ！
確かに！
さらに、このYahoo知恵袋も興味深い。
↓
芝増上寺の畳二百畳(五百畳という話もあります)の畳表の畳替えですが、コレって実際に行うとしたらどの位の人手とお金がかかるでしょうか？
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ということで、この「増上寺の畳替え」もまたフィクションであろう。
でも、そんなこと言ったら「身も蓋も」ない！
やはり『忠臣蔵』はお芝居(作り物)として楽しまなくちゃ！
(￣ー￣)ムフフ
しかし、この1958年製作の大映版長谷川一夫主演「忠臣蔵」は上映時間166分に渡る大型時代劇であり、『忠臣蔵』映画の最高傑作との評価がある。
また、戦後映画化された『忠臣蔵』の中で最も浪花節的かつ講談調で娯楽性が高く、人気の高い作品でリアリティよりも虚構の伝説性を重んじる風潮がまだ残っていて『忠臣蔵』の初心者が大枠を掴むのに適していると言われている(ウィキペディア)そうだ。
確かに「忠臣蔵」の主要なエピソードはこれでもか！と盛り込まれている。
ということで、この映画是非とも鑑賞されることをお勧めしますね！
製作から半世紀以上経っていますがその傑作性は不変だと思われます！
皆さんはどの『忠臣蔵』が好きですか？
どーよっ！
どーなのよっ？
参考
↓
映画「忠臣蔵（1958年）」ネタバレあらすじ結末と感想
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