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2022年12月22日08:37

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子宮がん検診を受けていれば…

(下の文章で「子宮がん」は「子宮頸がん」のことです)

子宮がんはHPV感染によっておこる。
HPVはセックスによって感染するので、セックス経験ある女性なら
誰でもHPVに感染している。
HPV約140種のうち発がん性があるのは14種なので、
運が良ければ発がん性HPVにあたらないこともありえるが、
どれに感染するかはランダムなので、一生にたった1回相手ひとりでも
発がん性HPV感染がありえる。
そして、これも運不運だが、HPVが慢性感染として一生子宮に住み着く場合がある。

感染したあとどのくらいでがんとしてわかるようになるか?だが
これも運不運がある。
慢性感染した場合、感染後のあるときからHPV発がんがはじまるが、
正常細胞が完全にがん化するのに、3から5年かかる。
この間に1度でも子宮がん検診を受けると、
「正常ではないがまだ完全にがんになっていない」段階、
異形上皮と呼ばれる段階で見つかる。
異形上皮には転移能力がないので、子宮切除だけですっかり除去できる。
範囲が狭ければ、子宮部分切除でじゅうぶん。日帰り手術できる場合もある。

HPVでも16型18型の2種類は、がん化が早く、
2年でがんが完成する。
今ある子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)はこの2種類を予防する。
日本では年間約1万人が子宮頸がんになる、死者は3千人。
この3千人のほとんどが16型18型に感染していることがわかっている。

子宮がんは、もし完全にがん化しても症状がない。
不正出血など全くないまま多臓器転移まで進行することがある。
つまり「具合悪い」で受診したときは、手遅れな場合がある。

ワクチンさえ打てば年1回の検診を2年に1回にできるが、
検診全くしない状態では、がん死を減らすことはできない。

子宮がんの最大発症年齢が「25歳から40歳」の若年であることも書いておく。
この年代は「未婚」「既婚だが子なし」「妊活中」がとても多い。
その女性たちが子宮がんになり、子宮を切除して死なずに済んでも、
「もう自分で子を産むことができない」という事実が残る。
「子宮がん治療後の生存率」はとてもいいけれど、
そういう「子を持つ希望を失った状態」で生き残る女性たちも
決して少なくない。

だから異形上皮のうちに発見して、部分切除で治療するのが
どうしても必要だと思っている。

追記;
子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが、
日本人に圧倒的に多いのは子宮頸がんです。
子宮体がんは45歳あたりから増えてきて、閉経後の子宮がんの主流ですが、
かなり初期から「不正出血」の症状があり、
出血があるときにがん細胞が出現することが多く、
出血ない人に検査するのは無意味なので、「年1回の検診」はしません。

高見知佳さん突然の訃報 11月に子宮がん見つかり肺に転移…次の選挙へ準備進めていた矢先に
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7234682
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