冬の定番と言えば、『こたつでみかん』なんて答える方もいらっしゃると思います。
寒い時は、こたつの誘惑に負けて離れられなくなりますからね・・・
こたつというのは、いいキャバ嬢になれるんじゃないかと思いますけどね。
この時期こたつに入ったまま、うたた寝をするのが最高という方も多いでしょうが、
最近【こたつで寝てしまう事の危険性】というのが取沙汰されてましてね。
実際、健康体であるはずの四十代の方が、
こたつで寝ていて心筋梗塞で亡くなったという事例があるそうですね。
というのも、こたつで寝ると下半身のみ汗をかいてしまい、血液が濃くなるんですね。
それにより血栓ができ易くなり、やがて脳梗塞や心筋梗塞で亡くなる方がいるという事なんですね。
こたつに入っていて死んでしまうのなら、冬場の猫は全滅してなくてはいけなくなりますから、
この説自体の信憑性というのは判りませんが、
こたつに長時間入り続ける事の危険性というのは、幾つかあるようですね。
まず気をつけなければいけないのは【脱水症状】でしてね。
冬の気温が低い時は、汗をかかないと思われがちですが、
誰でも一日に一リットル以上の水分を排出してるんですね。
こたつに入っていると、その量はどんどん多くなるわけです。
これが脱水症状に繋がるわけですね。
そして水分を失う事によって、体は当然どこかから補おうとします。
沢山の水を含んでおり、それでいて人体に要らないものから補給するとなると【便】なんですね。
これがやがて【便秘】を引き起こす事になるわけです。
なぜか冬場に限って便秘の症状がひどくなるという方は、こたつ寝が元凶なのかもしれませんね。
こたつは【不眠】の原因にもなります。
人間の体は、寝ている時は熱を放出し、体温を下げるように働いています。
これが、体温以上に暖かいこたつで寝てしまうと、
睡眠のリズムが狂ってしまう事になりかねないんですね。
また布団なら、暑くなって這いだす事ができても、
こたつではそうもいきませんし、喉が渇いて目を覚ましやすくなる事もあります。
つまり、こたつで寝ると眠りの質が下がるという事になるわけですね。
あと、こたつで目が覚めたら腰が痛いなんて経験をされた方も多いと思います。
当然の事ながら、長時間同じ姿勢でいる事は【腰痛】の原因になります。
特に、こたつの敷マットはそう分厚くはありませんし、
座いすなどは不自然な姿勢になりがちなので、ますます腰痛の発症率は上昇してしまうんですね。
従いまして、こたつで寝る時には、二リットルのペットボトルを五本、
便秘薬各種を用意して、脳梗塞などの症状が出た時、
すぐに対処できるよう優秀な脳外科医と看護師にスタンバってもらいましてね。
あと、長時間寝すぎないように目覚まし時計を三つセットして、
あらかじめジムに行って腰回りの筋力を鍛える必要があるという事ですね。
こたつを舐めてかかると大変な目に遭うというのを、
肝に銘じておかなければいけないという事ですね。
微笑亭さん太
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