民間企業でも予算を使い切るという考えはある。予算が余ると翌年度は予算が減らされるからだ。根本的にこの考えが組織にある限り現場でのこういう行為はなくならないと思う。
理屈では予算1,000万円確保して800万円使用したなら翌年度の予算枠は800万円で良いとなる。しかし、上層部はなにかと恒常的にコストカットを言っている。そして現場はその要求に応えてコストカットに成功したとも言える。無論、最初から800万円で済みそうなに予算枠を多くとっているケースもあるから精査は必要だ。
予算枠を単年で見ないである程度、中期的に見て組むのが本当は理想である。そうなるとその予算枠が正しいのか正しくないのかが分かるはず(本当に理想論だが)
もっとも記事の場合は余った予算枠を使い切るまではなんとか許容範囲(同情の余地がある)ではあるがその購入したものを私物化したのは論外である。
■洗濯機にレンジ、IH調理器…県費で買って私物化 群馬県職員が免職
(朝日新聞デジタル - 11月18日 19:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7192605
ログインしてコメントを確認・投稿する