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2022年11月01日11:26

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【映画】10月の映画鑑賞

今月の前半は何故か全く映画を観たいと欲求が無くなっていました。
特に観たいと思える作品が無かったからなのか?歳のせいなのか?、理由はハッキリしないのですが、映画鑑賞の意欲自体が完全になくなっていた気がします。
配信の方も映画を観る根気がなく、アニメやドラマの方も一気見がしんどくてつまみ食いの様に色々な作品を少しずつ観ていました。
月後半からこれではいけないと思い、こういう時はインド映画だと『RRR』を観たらすごく面白くて特効薬の様に効きました。
配信で観る作品は元々暇つぶしなので大きな期待はしていないのですが、面白くないでも外れというものでもありませんが、何故か大半は記憶に残りませんね。
今年も残り二か月、心にも記憶にも残る作品に出合えることを期待しています。

・〇:新(近)作洋画、◎:旧作洋画、●:新(近)作邦画、■:旧作邦画
・今月の女優写真は、レア・セドゥです。

では、10月に観た映画の感想です。(推敲も殆どしていませんので、誤字・脱字・乱文ご容赦下さい)

☆劇場鑑賞

○『映画はアリスから始まった』('18/103分/米)…10/5(塚口サンサン劇場)

勉強にはなりましたが、特別の感動はなかったです。でも、アメリカ人の映画に対する愛情や誇りは感じられる作品でしたね。
アメリカにとって映画産業とは唯一自国の世界に誇れる文化であるというのが、業界人の意識として絶対的にあるように感じられました。
実績のある人を埋もれさせ、忘れ去られる様なことがあっては絶対にならないという気概や信念は感じられました。

○『セイント・フランシス』('19/101分/米)…10/19(塚口サンサン劇場)

https://mixi.jp/#!/diary/425206/1983525157

○『RRR』('22/179分/印)…10/22(MOVIXあまがさき)

とにかく、面白かったです。3時間緩むところなく画面に集中できました。
しかし映画の内容が、他の国の映画だったら絶対にプロパガンダ作品とも言われそうな、(某国ではなく)イギリスをあからさまに悪役に仕立てた作品なのですが、そんなこと事気にしないで娯楽映画として楽しんでしまえる何かがインド映画にはある様な気がします。でも実際にイギリス人の感想を聞いてみたくもなりましたよ(苦笑)

〇『アフター・ヤン』('22/96分/米)…10/26(大阪ステイションシティシネマ)

https://mixi.jp/#!/diary/425206/1983604187


☆その他の鑑賞(覚書き)

〇『ニールジャー』('16/121分/インド)…(CS録画)

ひと昔前に多かったハイジャックものの作品です。
実話を元にしているので感動的ではありましたが、映画としてはありきたりな気はします。
個人的にインド映画として期待していた作品とはちょっと趣が違っていましたが、観て損したとも思わなかったので、まあまあ良かったのでないのでしょうか。歯切れ悪い感想ですみません(苦笑)

〇『INTERCEPTOR/インターセプター』('22/98分/オーストラリア・米)…(配信Netflix)

先月の感想でアクション映画のエポック的監督としてタランティーノやガイ・リッチー監督を挙げましたが、そういう意味において『ダイ・ハード』('88)などはまさしくエポックといえる代表的な作品です。
『ダイ・ハード』以降、膨大に類似作品が作られてきましたが、しかしあれから34年の時が過ぎた今も本作の様な捻りのないテンプレ作品がいまだに作られていることに対して『ダイ・ハード』を褒めるべきなのか?、本作(作り手)を貶すべきなのか?、映画を普段から観ない連中や私の様な年寄りにはこんな古臭い作品を見せておけば喜ぶと思っているか?
もっと正直に真面目に言うと、観た私が悪いのですけどね(苦笑)
ホントこういう作品群は「なかなか死なない(ダイハード)」のだが、最早全てのジャンル映画はフォーマット化(レシピ化)されていて個性もなく、最近のシネコンのプログラムや配信映画を眺めていると、もはや映画も“作品”と表記するより“コンテンツ”と表記した方が相応しい時代になっているのかも知れませんね。

〇『SEOBOK/ソボク』('21/114分/韓)…(CS録画)

本作も『鋼鉄都市』関連で鑑賞したのですが本作はロボットではなくクローン人間であり、しかもエスパーという設定で、私がとりあえず観たかった種類の作品ではなかったのでちょっと残念でした。
何か魅力はないかと探したのですが、この手の作品としてはありきたりの様に思えました。

●『マスカレード・ナイト』('21/129分)…(CS録画)

原作は未読。
退屈、つまらないとまでは言いませんが、極々普通のアベレージ作品であり、特筆すべきことも何もない保守的固定ファン限定商法作品あり、同じ東野圭吾原作の映画化なら「ガリレオ」や「新参者」の方が出来は良いと個人的には思いました。
私は東野圭吾の小説って読んだことがないのですが、ドラマや映画化しているのを観た限りは松本清張路線であり、テーマの大半は犯罪者側の物語(悲劇)を核としているのに対して、本作は謎解きを軸にして刑事とその相棒の活躍が主体の作品で、それが物語性を弱くして鑑賞後の印象が殆ど残らない結果になってしまっている様な気がしました。

●『ふるさと』('83/106分)…(配信Amazon)

何気に昔の邦画を観たいと探している中で見つけた作品なのですが、後で調べたら昔“WOWOWO”で鑑賞していたようです。
作品の出来としては中々の秀作なのに、全く思い出せなかった事の方にショックを受けました。
主演は加藤嘉で、私が映画を観出してから最初に名優だと思った俳優さんかも知れません。どんな作品に於いても“リアル”を感じさせてくれた人でした。
本作も内容はありがちな物語でしたが、こんな作品こそ俳優が巧ければそれだけで成立してしまうのでしょうね。

〇『ホンモノの気持ち』('18/104分/米)…(配信Netflix)

これもアンドロイド(人型ロボット)の話だったので観たのですが、私からするとSFというより完璧に(恋愛)ファンタジーだったので、作品としては興味深く観れましたが、もっと純粋なSF作品かと期待していたので、またまた外した感じでの鑑賞でした。
でもユアン・マクレガーとかレア・セドゥとかの達者な俳優のおかげで、作品自体には引き込まれましたし、私レア・セドゥはやはり好きですね(笑)

〇『クローバーフィールド・パラドックス』('18/102分/米)…(配信Netflix)

クローバーフィールドシリーズ第三弾ということらしいですが、このシリーズってシリーズとは言っても前作とは何の繋がりもなく独立した作品なんだけど、その何でもあり感がちょっと好きです(笑)
ただし一応ジャンルはSFなんでしょうけど、ご都合主義過ぎて“空想科学”の化学の文字はいらないと思います(苦笑)久々にチャン・ツィイーも見れた!!
感想は特にないなぁ〜

〇『グッド・ナース』('22/121分/米)…(配信Netflix)

なんか劇場でも一部公開になっていたので鑑賞しましたが、中々の力作でした。
実話なので特にテーマは見当たらなく謎を残したままの結末でもあるのですが、とにかくジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの絡みの演技合戦が見どころであり、心理的なサスペンスに引き込まれました。
他に何を書いてもネタバレになってしまうのですが、一見の価値はありますので是非観て欲しい作品ではありました。

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