北海道の滝川駅から帯広、釧路などを経て、根室駅までを結ぶ根室本線。
観光資源が豊富な北海道の中でも、近辺には「北の国から」でお馴染み富良野、「激愛・3月までの…」のトマム(石勝線の方が近いですが)、今はトンネルで抜けてしまっていますが、かつて日本三大車窓と呼ばれた狩勝峠など、多くの観光資源が有ります。
トマムはバブルに乗っかろうとしたのが乗り損なったという印象も有りますが、富良野周辺だとファーム富田のラベンダー畑は広く知られていますし、丘のまち美瑛も有名。
しかし、根室本線が観光客で潤っているというにはかなり程遠い状況でしょう。
私がこの辺りに行ったのは1999年初秋。
目的は美瑛での撮影でした。
千歳空港近くでレンタカーを2泊3日で借り、その間の移動は全てレンタカーで行っています。
私がそうであったように、北海道観光の移動は、自家用車やバス、レンタカーなどのクルマが殆んどであり、鉄道利用の人はかなり少ないでしょう。
都市部以外だと、場合によっては利用者はマニアばかりという事も…
今後、JR北海道の路線のうち、おそらくかなりの割合で廃線が進んで行くと思われます。
地元の方の生活利用が無い、観光客が利用しない、貨物列車が走らないような路線だと、その存在意義が問われるのは仕方有りません。
道路が未整備で自動車が普及しておらず、鉄道しか手段が無かった時代はともかく、今では濃密過ぎるくらい高速道路網が発達し、自家用車もトラックも広く普及しています。
主要都市間を高速で結ぶ特急列車は有用ですが、その為には軌道強化、追い抜き設備などが必要で、メンテナンスも含めて、そこまでコストかける程の需要が今さら有るかと言えば、心許無い場所の方が多いでしょう。
そもそも、道路に比べて汎用性で著しく負けており、マニアの為のサービスにしてはコストが大き過ぎです。
公共交通とはコストだけで割り切るものではないと思いますが、道路網が未整備な時代と異なり、今となっては時代に合っていないという事でしょう。
もちろん、皆がクルマを利用したら交通がパンクしてしまうような、大都市近郊は全く話は別です。
さて
そんな北海道の鉄道ですが、利用減だけではなく、自然災害からの復旧を断念しての廃線も有ります。
その一つが、他ならぬ根室本線富良野〜新得間。
この区間には、1999年の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった幌内駅の撮影に使われた幾寅駅も有ります。
実は、前述の美瑛撮影行の際にここにも寄りましたが、かの映画は知っていても観た事は無く、ここを見た事で映画も観たい!と初めて思ったのです。
その富良野〜新得間は、自然災害による休止中で代行バスが運転されています。
列車が無いという意味では、今も廃線後も同じかもしれませんが、廃線となるとやはり感慨深いもの。
幾寅駅は、根室本線が現役のうちに行っておいて良かった!
本当にそう思います。
さてさて
その「鉄道員(ぽっぽや)」、公開当時は観ておらず後日DVDで観たのですが、好きな映画の一つです。
そして、映画版とは別に2002年お正月にTVで放映された「鉄道員(ぽっぽや)/青春編」というモノも有ります。
青春編というように、映画で高倉健が演じた乙松が若かりし頃、つまり映画で広末涼子が演じた雪子が赤子のうちに死んでしまった件などが描かれておりました。
こちらのTVは、当時暮らしていた津田沼のアパートで観ていたと記憶しています。
「鉄道員(ぽっぽや)」は映画版DVD、
原作小説、
さらにながやす巧(「愛と誠」が有名)劇画版も
何度も観ているくらい好きな作品ですが、実はTV版の青春編は再放送もDVD化もされていません。
放映当時録画しておけば良かった〜と思うものの、今となってはどうしようもなく…
なんとかDVDかネット配信か何かでやって欲しい〜〜〜(。-人-。) (。-人-。) (。-人-。)
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