近隣の区分所有するマンションの管理組合総会に出席しました。マンションの維持管理運営は管理組合で行われ、年一回開催の総会に実績報告や予算案に次期役員案が出され、賛否を問われます。
特段問題の無い時は、委任状だけで欠席する場合もあるものの、ここは築52年で建替え問題が出ている借地権マンション。今年は外部業者が役員立候補していて、今後に関わる重要な総会です。
元の地主が数年前に、マンション土地と隣に一体で建つ土地建物とを纏めて地上げ業者に売却し、土地所有権を更に底地権業者に転売したことで、三者が入り組んだ複雑な権利構造となってます。
管理会社任せの組合も多い中、ここは前から管理組合が機能していて、今回も住人多数が出席。質問応答が女性入居者と前理事長、地上げ業者と底地業者とでありましたが、1時間ほどでクリア。
最後に山場の次期役員選挙。6人当選枠に8人が立候補。事前投票が行われ投票数が多い順に当選します。15分程の開票作業の結果、住民代表6名が圧倒的大差で当選。現路線が信認されました。
実は管理会社から立候補の誘いを受けましたが、住んでいないし年の半分を大子田舎暮らし中で東京には不在。理事会に毎月出席が難しくて断りました。でも引き続き一住民の立場で応援します。
抱える問題は多く、建替え不許可/借地代値上げ/管理人室返還/耐震補強か建替えか、管理組合の一番多忙な時です。業者との交渉、住民意思統一の戦いが始まりました。先ずは来月の調停から。
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