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2022年09月14日14:36

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ビースト(Beast)

 アフリカの広大なサバンナを舞台に、凶暴なライオンに襲われた一家の父親が娘を守るために戦う姿を描いたサバイバルアクション。「ワイルド・スピード スーパーコンボ」「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」など、数々の大作で活躍するイドリス・エルバが主演を務めた。

妻を亡くして間もない医師のネイト・ダニエルズは、ふたりの娘たちを連れ、妻と出会った思い出の地である南アフリカへ長期旅行へ出かける。現地で狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティンと再会し、広大なサバンナに出かけたネイトたちだったが、そこには密猟者の魔の手から生き延び、人間に憎悪を抱くようになった凶暴なライオンが潜んでいた。ライオンに遭遇したネイトは、愛する娘たちを守るために牙をむく野獣に立ち向かっていく。

主人公ネイトをエルバが演じ、マーティン役で「第9地区」のシャルト・コプリーが共演。メガホンをとったのは、「エベレスト 3D」「アドリフト 41日間の漂流」などで知られるアイスランド出身のバルタザール・コルマウクル。(映画.comより)





<2022年9月11日 劇場鑑賞>

 イドリス・エルバ!今更、猛獣の出て来る映画で二人の娘を連れた父親役、なんて言われても「彼なら勝つ」と思ってしまうじゃないですか(笑)。まぁ映画ですから、彼でなくても勝つのでしょうが。

 イドリス・エルバは、アフリカネイティブの奥さんがいたのですが、事情があって別居していました。二人の娘は母親と共に育ち、ガンで亡くなった母親に寄り添わなかった父親を責めています。父親は医師ですから、そばにいれば早くから兆候に気付いたでしょうし、打てる手もあったはずなんです。「私たちを捨てた」くらいに思っているようです。娘たちとの関係を修復したいイドリスは、今回彼女たちを連れて、母親の故郷へやって来ました。そこで、人間たちの仕打ち(度の過ぎる密猟など)に怒り狂うライオンに襲われてしまう、というのがメインのストーリーラインです。

 家族を皆殺しにされてしまったライオンが、怒り狂うのは当たり前です。金になりさえすれば何をしてもいいと思っている密猟者たちには、本当に腹が立ちました。また、運悪くそこへのこのこやって来た”都会の家族たち”は、本当にツイてなかったですね。でも、プロのガイドがついていても、やっぱり危険と隣り合わせであることは認識しておくべきだったかもしれません。プロのガイド(これが「第9地区」のシャトー・コープリー!会えてうれしかった!)が「元来ライオンはこんな狂暴なことはしない」と言ってたから、本当に予想外だったのでしょうけれど。

 話はよくある感じとして、今回は女の子たち(イドリスの娘さんたち)の行動力に驚きました。特にお姉ちゃん。もう大きいし、頭もいいんでしょうね。思考力の高さや、車から飛び降りてでも助けに向かう行動力には驚きました。もちろん、本当はいけません。現実はもっと危ないでしょう。また、お父さんに対する容赦ない言葉の数々にも驚きました。さすがに終わりの方には、妹に「言い過ぎよ」と言われてましたけど、私もそう思いました。お父さんとお母さんは話し合ったうえで別居したのです。お父さんが一方的に悪いわけではありません。また、今でも、自分たちは何不自由ない生活をしているはずです。日本でここまで言ったら、張り倒されるんじゃないかと思うほどでした。まぁ極限状態だったってこともあるでしょうけれど。

 短く仕上げて見やすい映画になってました。予想できる展開とは言え、そこは現代の技術。充分に怖くてハラハラドキドキしました。イドリス・エルバは安定の演技ですし。ちょっと見るのに、お勧めです〜。
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