先日、情報番組で、欧州で若者の間に「気象鬱」と言う症状が多発しているとのニュースが紹介された。
地球温暖化や気象変動など、世界のこれからに不安を覚え、無力感に襲われ、鬱状態に陥ってしまうのだと言う。
司会者は、
「古くは地球温暖化、現在では気象変動ですか、そうした現象を殊更取り上げ、不安を煽って来たメディアの責任であり、気象変動の報道は控えるべき、と言う専門家の意見もありますが?」
と、ゲストのフランス人ジャーナリストに話を振ったのだが、そのジャーナリストは、
「それは大人のすることではない」
と一刀両断。
「大人がすべき事は、事実をちゃんと教え、若者たちに問題を解決し、世界を変える努力を促す事です。
若者たちの未来は若者たちによって切り開かれるべきです」
さすが。
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