結局、『ELVIS』を都合4回観た。
『ウエスト・サイド・ストーリー』とタイ記録だ。めっちゃハマった。笑
【動画ざんまい】映画『ELVIS』は最高!! 2022年07月18日
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982806736&owner_id=1833905
�� 7月1日(初日) アースシネマズ姫路プレミアムシアター(Dolby Atmos版)
�� 7月5日(平日) シネマサンシャイン大和郡山(IMAX版)
�� 7月26日(平日) イオンシネマ高の原(通常版)
�� 8月1日(サービスデー) シネマサンシャイン大和郡山(通常版)
大和郡山IMAXシアターとアースシネマ姫路プレミアムシアターの情報
https://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=2562929645&owner_id=1833905
【上映品質について】
�,鉢△蓮∪議召い辰涜膾垢呂覆�った。
上映品質も、スクリーンサイズも、シートの快適さもほぼ同等で満足できた。
(姫路のプレミアムシアターは追加料金なし。お近くの方はぜひご利用ください)
しかし、�△鉢い蓮崛瓦�違っていた」! 彩度も輝度も、IMAXが断然上等。
��と�い枠�妙な差だったが、�い諒�が気持ち上だった。
��は色が白っぽく、輝度も低かった。(エンドロールの装飾で比較すると差が明白)
『ウエスト・サイド・ストーリー』のレビュー↓に
「金をかけて作られた作品は、金をかけて観るほど値打ちがよく分かる。 」
と書いたが、その事実を改めて確認した次第。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981587637&owner_id=1833905
【オースティン・バトラーの熱演について】
本作を「トム・ハンクスの代表作」という人もいるが、やはり本作の成功は
「オースティン・バトラーの大熱演」によるところが最も大きいと思う。
彼は3年もの間、「文字通りエルヴィス漬けになって」役を完璧に体得したらしい。
https://youtu.be/kILc0pb_GoY
プロモーション映像で見る素の彼はちっともエルヴィスに似ていないことに驚いた。
オースティンは骨格ナチュラルの痩せ型、EP本人はぽちゃめ骨格ストレートだ。
声も、オースティンの方がだいぶ低い。(声も動きも2割増だった印象)
「Trouble」の歌声比較
https://youtu.be/9eniP-4EXgI
https://youtube.com/shorts/o8-a1_94r0E?feature=share
https://youtube.com/shorts/SnpN_YV6SRs?feature=share
https://youtube.com/shorts/gn06G7Sh_-Y?feature=share
(形態模写。これは再現度100%!)
https://youtube.com/shorts/QsDCy6OCL1c?feature=share
若い頃の「THat's All Right」は、少年ぽさが少し残る声を丁寧に再現していた。
地はまるで違うのに、オースティンはどの年代も「激似」としか思えなかった。
(本来の彼は、エルヴィスよりもデヴィッド・ボウイに近い気がするのに)
モノラル録音のためボーカルトラックを分離できなかった1950年代のライブを、
名演「Trouble」を含め、オースティンは全て本当に自分で歌っていた。
当時のライブ映像はない(あっても地味なはず)が、見事な出来映えだった。
「Trouble」ライブシーンは、30回以上もフルで繰り返し演じていたらしい。
余談だが、よく出てきた「wiggle」という単語は「クネクネする」という意味。
https://youtu.be/Hk1YUJjMsfM
1970年代の、頸椎と腰椎を痛めそうな動きも、彼は2割増のパワーで演じていた。
なんと言っても、特殊メイクを駆使したラストシーンのトリックには驚かされた。
「Unchained Melody」ライブのすり替えは、初見時に気づかなかったほどだ。
1コーラス目はオースティン、回想の映像を挟み、後半はEP本人の映像。
本人の努力と、ムーヴコーチやボイストレーナーの支援はもちろん凄かったと思う。
それに加え、ヘアメイク、そして衣装のパワーも非常に素晴らしいものだった。
【ファッションについて】
長いエンドロールで、衣装関係のクレジットが読み切れないほど多いと気がついた。
本作は、1950年代〜1970年台の豪華なファッションを堪能できる作品でもある。
「コスチュームデザイン」や「スタイリング」だけではなかった。
「生地担当」「裁断担当」「縫製担当」などのクレジットが入っていた。
本作は「ファッション映画」としても非常に見応えがあった。
スーツ担当はエルヴィス が若い頃から通っていたブティック、ランスキーBro.。
'68 Come Back SP の黒革ジャンプスーツも、当時製作した人が担当していた。
ちなみに、当時のファッションリーダーだったプリシラの衣装は
プラダやミュウミュウとのコラボ(ミウッチャ・プラダが担当)だった。
衣装がどれだけ忠実に再現されたかを検証する動画を見つけた。これは凄い!
https://www.youtube.com/shorts/kgjjPqRDn5w
エルヴィスは高卒でトラック運転手をしていた頃から非常にオシャレだった。
灰色の制服に、淡ピンクのソックスを合わせていた。ピンクが好きだった模様。
1950年代の舞台衣装はピンクが多かった。当時の男子でピンクはお洒落ですよ!
https://youtu.be/QPQUrUS47Hg
最愛のママに買ってあげたかったのも「ピンク・キャデラック」だった。
ビール・ストリートのランスキー Bro.で、最初は出世払いのツケで買っていたが、
有名になるにつれ(かつてはショーウインドウ越しに羨望の眼差しを向けていた)
憧れのB.B.キングと一緒にスーツを誂えられる身分に。微笑ましい様子だった。
母の葬儀の時も、可愛らしい女子が着るようなクリーム色のフリルシャツだった。
あの号泣シーンは「母性本能をくすぐるエルヴィスそのもの」だなと感心した。
'68 Come Back SP 黒レザー以降は、ジャンプスーツの衿の高さを調整していた。
https://youtu.be/2IWOEfD8p4Y
エルヴィスのトレードマークは「高くて大きな衿」だが、本人の首は意外と短い。
骨格ストレートらしい見せ方をしていた。
https://youtu.be/oe2L9zQ59sw
だが、オースティンは首が長いので「本人よりも高い衿」にして調整していた。
同時に、トレードマークのもみあげも変な形になっていた。笑 さすがに過剰。
それはオースティンの方が「細長い顔をしている」からだろうと思った。
こうした細かな「似合わせ」は非常に巧みで、本人そっくりに見える瞬間があった。
オースティンはGIカットがよく似合っていた。ショートヘアだと若返って見えた。
「GIブルース」などの記憶では、本家はそんなに若見えでもなかった気がする。
https://youtu.be/oQwmlOXJjNs
とにかく、プリシラと出会った頃の「恋にメロメロな表情」は巧かった印象だ。
【カーマニア、エルヴィスについて】
映画評論家の町山さんがグレースランドのエルヴィス・テーマパークをレポした動画が
とても面白かった!
燕尾服を着せられた新生エルヴィスに不満が爆発、自ら車を運転して、夜に
ビール・ストリートへ行くエルヴィス。あの車はてっきり「黒」だと思っていた。
だが、町山さんのグレースランド・レポで、実は「紫」だったと知り、仰天した。
えーっ。あの暗さだったら黒でもオッケーだったよ! 「紫」は特注でしょ?
1956年製キャデラック・エルドラド
https://youtu.be/0eowUbPGQqA?t=77
色見本は、なんと「生のぶどう」だったんですって! 奥様、信じられます?爆
これは、いくら稼いでも会社経営は火の車だわな…と思わざるを得なかった。
【音楽についてのアレコレ】
「マイナーに編曲した代表曲」はとても効果的だった。覚えているだけで4つ。
�� 初めてツアーに出る際、母と(まるで恋人同士のような)涙の別れをした際の
「Are You Lonesome Tonight ? 」
�� 母の死後ドイツに派兵され、プリシラと出会ったという経緯のバックに流れていた
「Can't Help Falling In Love With You」
(プリシラと部屋で語らいキスする時は女声のメジャーコードに変わっていた)
�� '68 Come Back SP 収録時、ロバート・ケネディが撃たれた夜に独り逡巡する
「Here Comes Santa Claus」のピアノ弾き語り
�� 大佐の解雇で揉めた際の「Are You Lonesome Tonight ? 」ピアノ弾き語り
EPと母がパフォーマンスの件で大喧嘩するシーンに「母の愛は強し!」と感動した。
NewEPでやらないと仕事を干される!と怒鳴るエルヴィスに、母は一歩も引かず
「お前は道に迷っている! お前の歌も踊りも神の授かりもの。そのままで!」と
テーブルを叩いて一喝。EPは迷いが吹っ切れ、ラスウッドパークのライブに臨んだ。
この母が長生きして、あの父が早世していれば、EPの悲劇はなかったかも知れない。
シンガー編機提供のクリスマスSPに疑問を感じていたEPが、敏腕プロデューサーの
ベンダーとハウを起用した際、「俺のキャリアは今どこだ?」「トイレの中です」
というやりとりを非常に気に入ったというエピソードは面白かった。
「母が死んでから俺はずっと迷子だ」「迷子はまずHomeに戻るべき」という会話も
気が利いていた。
YouTubeで実際の'68 Comeback Special / Gospel Production Number を発見。
これを見て、ラーマン監督が言う「再現ではなく、当時の人が"受けた印象"を描いた」
という演出方針が正しいことを実感。
https://youtu.be/IkNqlso8CAM
「世の中が困難な時は歌に託せ」という牧師の言葉をEPが紹介する流れから
「If I Can Dream」が始まっており、サビだけを収録で歌う巧みな構成に感心。
ベガスのインターナショナルホテルで始まったショーのオープニングナンバーが
「See See Rider」でないことに、私は毎回違和感を感じていた。
デビュー時との関連で「That's All Right」にした意図は分かるし編曲も良かった。
でも、この時期はあのイントロから「See See Rider」に繋がないと気持ち悪い…。
https://youtu.be/CMIrzDfy_gY (1972年は結構太っている)
https://youtu.be/Jzc0MhZXXzg (翌年の世界中継時は体をかなり絞った)
https://youtu.be/MojzOihzFPI (亡くなる年はかなりパンパンになっている)
【2022.8.8. 追記】
しおしおさんによると、1970年代のショーは「That's All Right」で始まる場合も
多かったそう。探したら「Unusual Show」と書かれた動画があった。
Opening Medley - 20 August 1975, MS
https://youtu.be/bxMuahk53X4
メドレーのパワフルな疾走感は、絶好調だったエルヴィスを偲ばせる。
ベガス公演「ポーク・サラダ・アニー」を聞いて『Blues Brothers 2000』を
思い出した。B.B.キングらのグループ名「The Louisiana Gator Boys」は
この曲に因んだものだったのか!
https://youtu.be/T8vVep9H6rc
The Louisiana Gator Boys
https://youtu.be/YQAHxROM3Ls
【存命関係者の「良い人補正」について】
本作では、アドバイザーで入ったプリシラの「良い人補正」が激しかった。笑
実際の彼女は「EPの空手コーチと浮気して出て行った」のに、
「薬物に溺れ、家庭を顧みないEPに愛想を尽かして出て行った」となっていた。
「俺はもうすぐ40。50になったらもう一度結婚しよう」という話も怪しかった。
終盤、飛行場のシーンも、EPは(I always love you.)と唇の動きだけで伝えるが
プリシラは悲しそうな顔のまま黙殺する(つまり、EPはプリシラに未練たっぷり)
という演出になっていた。あれも眉唾っぽいなと思った。
そもそも、EPの死後に肖像権などの訴訟を起こしまくるくらいなら、EPの生前に
敏腕弁護士をつけるなりしてパーカー大佐の毒牙から守ってやればよかったのに。
でも、映画を鵜呑みにしている限り、「プリシラは良い人」なんだよね。
とはいえ、「プリシラへの忖度」に関して、さほど腹は立たなかった。
それは、彼女をアゲるためにEPを貶すという嫌な演出をしていなかったからだ。
ところが、『ボヘミアン・ラプソディ』は違った。
ブライアン・メイに極端な「良い人補正」を施すため、
さまざまな事実を曲げてまで、主役であるフレデイをやたらと陥していたから。
あれは非常に不愉快だった! 今思い出しても腹が立つ。爆
【その他】
本物とクリソツで驚いた、リトル・リチャード役のアルトン・メイソンについて。
中性的な容姿で動きがとてもしなやかだなと思ったら、彼はトップモデルだった。
「シャネル」のランウェイを初めて歩いた黒人男性モデルだと知って驚いた。
(実は、主演のオースティン・バトラーよりも有名人だったのでは?)
アルトンはダンサーでもある。BETアワードに出演したことがあるという。
道理でなー。
ステージが終わった後、ビッグ・ママ・ソーントンが歌う背景(隅っこ)で、
彼がくるくると綺麗なスピンを回っているだけで光っていた。
アルトン・メイソン、#BLM をランウェイから訴える新しいアイコンモデル
(Esquire 2020年)
https://www.esquire.com/jp/fashion/fashion-feature/a34320548/alton-mason-mejor-modelo-entrevista/
どう考えても身長が20cm以上高すぎるが、彼にプリンス役をやって欲しい。
エルヴィスのインパーソネイター伴奏を長年務めた方、しおしおさんの感想日記
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982937652&owner_id=24395549
「アロハ・フロム・ハワイ」(1973年1月14日放映)の詳細な記録
https://note.com/toshiakis/n/ne0b1e7af4367
【INDEX】映画/舞台 関連日記(2)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1979079540&owner_id=1833905
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