品川に有るニコンミュージアムへ、初めて行ってきました。
ニコンと言えば日本光学、東京光学だったトプコンが遥か昔にカメラから撤退しているのに対し、日本に数有るカメラメーカーの中でもキャノンと並んで双璧、或いは別格と見なされている印象です。
30代前半はカメラオタクで(所謂カメラ小僧ではなく、カメラが好き)、特にオリンパス派でした。
同社の銀塩一眼レフは殆ど持っていますが、主に使用していたのはOM-1とOM-4ti。
どちらもマニュアルフォーカス機です。
オリンパスはOM707というオートフォーカス機を早い段階で製品化しておりましたが、その後が続かず、一眼レフはコンタックス同様、頑なにマニュアルフォーカス機に拘る…そんなイメージでした。
仕方無く、オートフォーカス機を使う時はキャノンEOSを使っていました。
この頃、「このレンズを使ってみたい」からそれに合うマウントのカメラ…という事で、ペンタックスやコニカ、ミノルタなど色々なメーカーの一眼レフも買っていたものです。
一頃は、中版のゼンザブロニカも愛用しておりました。
デジタルカメラもかなり早めに飛びついていたと思いますが、少し前に撮影仲間が鬼籍に入った事も有り、デジタルが完全に主流となった頃には興味はかなり薄れてしまいました。
もちろん、デジタルの方が便利で私も使いますが、それはそれとして、撮っていて面白くないというのが私の感覚です。
ここらは書き出すと長くなるので割愛しますが、そんなこんなで、拙宅にはゼニットというソ連の一眼レフまで有ったりしますが、ニコンの一眼レフは実は持っていません。
ニコンで持っているのは、一眼レフより前にカメラの主流だったレンジファインダーカメラのニコンSPのみ。
一時ニコンS2も有ったり、スキューバダイビングやっていた頃にニコノスRSが真剣に欲しかったりしたものですが…
さて
オリンパス派の私が何故ニコンミュージアムに突然行ったかと言えば、ニコンが一眼レフから撤退という話を目にしたから。
ニコン自体は何も言っていないので、真偽は不明ですが、大いに有り得る話のような気がします。
そもそも前述のレンジファインダー、一眼レフ、ミラーレスという流れが何を求めての変化かと言えば、ファインダー光路であり、ファインダー内の撮影像の把握し易さでしょう。
レンジファインダーとは馴染みの無い方も多いと思いますが、ボディ前面のレンズは撮影の為にだけ使用し、構図を決めるとか露出を合わせるなどは、撮影レンズとは別の光路を持ち、距離系と連動したファインダーを使います。
このレンジファインダーカメラの最大の欠点は、撮影レンズとファインダーの光路が異なる為、それぞれの範囲にズレが生じる「パララックス」が有ること。
特に近距離ではそれが顕著です。
遠距離であれば、パララックスもさほど問題にはなりませんが、焦点距離が長いレンズは不向きで、一眼レフのような300とか400ミリなど夢物語です。
ライカやコンタックス、そしてニコンSPでレンジファインダーの頂点を極めつつも、そうした限界からニコンは一眼レフへ軸足をシフトしていきました。
そして一眼レフです。
レフとは鏡を指しており、ボディ前面のレンズから入った光が、鏡とペンタプリズムによって、ファインダーへ導かれます。
撮影時は鏡が跳ね上がってファインダーへの光をシャットアウトすると共に、フィルムに光が届く訳です。
こちらは撮影とファインダー光路が同じレンズを使っている為、パララックスはおこりません(但しファインダー視野率100%は高級機のみ)し、超望遠の長玉でも大丈夫です。
デメリットは、鏡が動く為のスペースが必須でボディが大きくなること、そして撮影の瞬間はファインダー像が見えず、衝撃が有る事です。
ここまで、フィルムを使用する銀塩カメラとして進化してきましたが、ここでデジタルが急速な進歩をしました。
従来のカメラでフィルムが有った場所にCMOSなどの撮像素子を置く事で、モニタやファインダーに像を映す事が出来るようになりました。
この撮像素子は撮影にも使うものですから、当然パララックスは有りません。
一眼レフではファインダーに像を導く為、ミラーを使っている訳ですが、そのミラーが無くてもファインダーに像を送れるようになった訳です。
とすると?
一眼レフの存在意義は何なのだ?
そういう疑問は当然出てきます。
私自身、ミラーレスのオリンパスEM-5を発売早々買った時に、一眼レフは遠からず廃れていくでしょうし、それも時代の流れで仕方無いのだろう…
そう感じていたものでした。
そしてかつてのコンパクトカメラ需要の大半はスマホで済んでしまうので、製品としてのカメラは本当に大変だな…と思います。
猫も杓子も一眼レフという時代も有ったのに(∋_∈)
長くなりましたが、ファインダーを中心にレンジファインダー→一眼レフ→ミラーレス一眼という流れを語ってみました。
こんな中で私の持っているニコンはレンジファインダーのSPだけ…
ミラーレス一眼はデジタル専用なので大して興味は有りませんが、銀塩一眼レフは1台持っていたいと最近感じ始めています。
レンジファインダーがSPなのだから、一眼レフならF一桁でしょう。
AFは別にいらないので、FかF2、F3のどれか…やはりFかな。
それもフォトミックでないヤツ。
そんな事をつらつら考えていた中で、前述の記事を見た為、今のうち行ってこよう!と思った訳です。
撮影可かどうか分からなかったので、写真は撮っていませんが、見応え有りました(@ ̄□ ̄@;)!!
この後、烏森神社と昆陽神社、そして飲み会へ行った訳ですが、それにしてもニコン一眼レフはどうなるのだろう?
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