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2022年07月10日07:11

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奈良県警本部長は「否定できない」と言うしかない

間違っても「警備に不備がありました」と公式に奈良県警本部長は言えないだろう。現場の警察官たちもその時は最善を尽くしたはずだ。しかし、要人警護は0点か100点かという世界らしい。そういう意味では今回の事件は0点と評される。
既にマスコミでも元警察官や元SPとかの方々が今回の警備について解説されているのだが以下の2点について不備を指摘している。
・安倍氏の後側に対する警備が甘い
・1発目の銃声の後の対応が悪い
端的に言えば警備不備はこの2つしかない。安倍氏が演壇に立った時点で本来なら安倍氏の後に警護が立って後を見ていないといけない(つまり安倍氏に対して背中を向けて立っている状態)しかし、動画などをみるとそうはなっていない。後にスペースがない場所なら良いのだが残念ながらこの事件現場は後方にスペースがあった。過去に何度かこの場所で街頭演説した事があるらしいのでこの場所が通例という事らしいがそれならば逆に後にスペースがあればこそ後方には気を付けなければならなかったがそれがされていなかった。動画を見ると容疑者はバス停からターミナルに侵入して県道を横断して安倍氏の後に接近している。この時点で誰も容疑者を止めていない時点で警護としては不備と言われても仕方ないだろう。実際に警護は誰も気づいていない。
そして、さらに問題なのは1発目の銃声で警護がほぼ全員が音が鳴った方に反応している。もう、これは人間の条件反射的なものなので訓練しないと無理なのだがSPなら咄嗟に要人の上に被さるなどして盾となるか、もしくは要人をしゃがませるなどして標的から外す行為をしないといけない。実際に動画を見ると警護はほぼ全員が容疑者へ意識が向かっていて肝心の安倍氏に意識が行っていなかった。そして2発目が命中したという最悪の事態になる。
厳しい言い方になってしまうが一連の動画を見ると素人の私ですら警備に不備があったと言わざるを得ない。ましてやプロ(元を含む)の人たちから見れば𠮟責レベルである。但し、奈良県警本部長も立場上は「警備に不備がありました」とは言えないだろう。事件翌日に急遽、外遊先が長野県から奈良県に変更されたので奈良県警も十分な警護体制が整えられなかったのは事実だろう(口が裂けてもそうは言わないが)そもそも、各都道府県にいったい警護専門の警察官(SP)がどれほどいるのだろうか?都市部ならともかく、地方とかにSPと呼ばれる人が何人いるのだろうか?(恐らくほとんどいないと思う)今回も警視庁から1名のSPが就いていたという。後は地元警察官だ。現場の警察官が警護訓練を普段からしているかと言えばしていないだろう。「平和ボケ」と言う方もいるがそれも否定できない。「たぶん大丈夫だろう」という意識があったのも事実だと思う。結果だが今回の事件は色々な不幸な要因がたまたま(?)重なって起こった事件なのかもしれない。

■奈良県警本部長「警備に問題、否定できない」 安倍元首相銃撃事件
(朝日新聞デジタル - 07月09日 18:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7027983
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