mixiユーザー(id:14438782)

2022年06月28日21:12

40 view

第26回参議院議員通常選挙が近づく

 自らに課した義務として投票には行くけど、それに意味があると思ったことはない。広報では候補者たちがもっともらしいことを並べているけれど、それを見たところでなにをどう考えていいのかわからない。それらを眺めても、政治の範疇にはなく社会のコンセンサス、文化の領域に属していることじゃないかというようなことも見受けられる。
 実際、両者の境界があいまいではっきり区分できないことも多いのに、そこに無頓着な候補もけっこういる。政府を万能だと思っているのかもしれないけれど、できることはそれほど多くないのではないかという気がしている。

 そもそも政府のやることが多すぎ、組織として大きくなりすぎて誰がなにをどうコントロールしているのか、さっぱり実感がわかない。実際問題として、総理大臣であっても、自分だけで決められることはあまり多くないと思う。いわんや、一議員のできることとなればどれほどであろうかということだし、新人議員になんらかの裁量がある気はしない。

 そんななかでここから誰か一人を選ぶことに意味を見つけるのは難しい。いってみれば、どういう仕組みで動いてなにを出力しているのか判然としないゲームを、数年に一度一つだけボタンを押してプレイしろと言われているような感じなのである。そんなクソゲー、誰もやる気にならないだろう。

 とにかく投票に行けと言われるけれど、行きさえすればなにかが良くなるとはまるで思えない。いま、自分が政治に求めているのは、どこで誰がどう話し合って決定が下されているかを解説してほしいということに尽きる。これがさっぱりわからない。それはジャーナリズムの仕事だと思うむきもあるだろうけれど、議員自身にもそれを発信してほしい。
 すべてはそこからであって、政策云々についてはそれらがどう作動しているのかがわかってからでなければ、選択に意義を見いだせない。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年06月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る