ダービー

競馬のレース体系は、大雑把に２つに分かれる。
新馬でデビューしてから、同じ年に生まれた馬同士で行うレースと、年齢無制限の古馬のレース。
同じ年に生まれた馬同士で競うレースが一区切りになるのが、ダービーと呼ばれるレースとなる。
日本でも外国でも、これを勝つことが最大の名誉となる。

本日は、東京優駿＝日本ダービー。
メディア等では、2019年生まれのサラブレッド7522頭の頂点と記載しているが、この中には地方競馬で調教されたり、競走馬に登録されなかったり、中には死亡した馬もいよう。
地方競馬調教馬もＪＲＡが課す条件をクリアすれば出られるが、芝適性のある馬はＪＲＡに移籍の方が現実的で、コスモバルクのような馬は現れないだろう。
外国調教馬も出られるが、やっぱり自国のレースを優先。クラウンプライドのようなケンタッキーダービーに挑戦する逆パターンも無かろう。
実際は、ＪＲＡ調教馬の騙馬を除いた馬で頂点を競うことになり、その数は約1400頭となる。

ダービージョッキーと言うのは正に名誉。
３年連続の福永祐一か、６度目制覇を狙う武豊か、はたまたルメール等の外国人か？
南関東となるが、日本競馬最多勝の的場文男が勝てないのがダービーである。これを勝ちたいがために６６になる今年も騎手を続けていると言っても過言でない。

今日のダービー。馬が無事にゲートに入って、発走予定時刻には決着していることを願うばかり。
新たなダービージョッキーが誕生することも期待したい。
ちなみに本日は、佐賀でもダービーに該当する栄城賞も開催されます。