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2022年05月28日09:30

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いわゆる居酒屋の選択肢

居酒屋を選択する際、当然金、コストに関しては重要な話になるが。

まー、いわゆる「高い」お店ってのもあるが、結局居酒屋ってのはそんなお高いお店ではないのですよ。
生まれというか発祥は酒屋の店前で飲む角打ちからなので、基本は江戸前、江戸の文化は庶民の文化です。
居酒屋が日本酒・どじょうあたりで決まるのが本来。今のようにいろんなバリエーションがあるのは食文化の細分化、多岐にわたったことが原因。
結果、居酒屋らしくない居酒屋も多く増え、価格帯も様々になりましたね。

しかしながら実際は、本質は変わらない。新業態ってのはほとんどの場合現状におけるコストダウン。
いかに安くともそれからは安っぽさを拭いようがない。

価格がいかに安かろうと、良いものを提供していれば良いんじゃないか。それが新業態。
高価なものを安く提供するスタイルはスーパーの惣菜と同じ。

その観点から、焼き鳥屋「てけてけ」では大事なものは独自に提供される日本酒と芋焼酎。他にはいうほど価値はない。
問題点があるとすれば、それが結構高く、飲み放題の宴会以外ではコスト過多になる。
つまり、一人でふらりと行くわけにはいかないってことだ。

晩杯屋は業態的にはしっくりと来るんだが、どうしてもコストがかけられない店舗だけに一つ狂うと途端に安っぽくせざるをえなくなる。その辺は苦しいところ。
新時代ってのもあるが、ビールやハイボール主体になる。

結局、日本酒を主軸にした酒屋ってのは伝統ながら高価。
見てみれば良い、日本酒は700ml(4合瓶)で1000円以上が基本。流通する殆どの日本酒は1400円位はする。
ソレ以下のものは大抵が、「安酒」に該当する。
しかしワインやウイスキーなど他の酒類、スピリッツまで含めるとここまで高価な酒はなかなかない。
つまり酒類コストを下げるには日本酒を避けざるを得なくなる。安酒を並べるとどうしても品質が下がってしまうからだ。

で、結局古き良き居酒屋を選ぶ事になる。
ごくふつーの焼き鳥屋とか、個人経営で勝手の聞くところを。
経験則で安くて良い日本酒を扱ってたりするとこが良い。残念ながらそう言う日本酒に玉乃光を選んでた焼き鳥屋は潰れてしまったが。

玉乃光純米吟醸は、他の会社で言う純米相当であり、燗つけしてもうまく、冷やしても旨味が強い、逆に言えばどうやっても味が大きく変わらない旨さという。
そう言う意味では、養老乃瀧の白鶴は燗のみだ。冷では苦味が強くまずい。

しかし養老乃瀧は価格といごこちは一番良い。例えソレが美味くなくても。
安く飲むなら一軒めへ移動すれば良い。最近は一軒めの冷たく冷やした酒もかなり良いのでね。
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