家庭料理の定番といえるカレー。自宅で味わうなら、スパイスや具材にこだわって作りたいものです。欧風カレーならドミグラスソースをベースにすれば間違いありません。スパイスカレーは自分では作ったことがないのでちょっと書くことはないかなあ。もっと手っ取り早く楽しみたいときもありますよね。そんなときにはまずはレトルトパウチのものを使うことになるのでしょうが、もうひとつ手軽なのが缶詰のカレーです。調理が簡単で賞味期限の長いのが長所。最近ではチキンカレーをはじめ、ビーフカレー・さばカレーなど、さまざまな種類が販売されています。ただこれらは眠ったままのような味なのでひと手間かけるとぐんと味わいがアップします。たとえばインスタントコーヒーをひとさじ加えるとか。
「いなば」というメーカーが販売しているタイシリーズは、現在10種類を超えるカレーの缶詰が販売されており、どの商品も人気です。コストパフォーマンスがよいうえ、ココナッツミルクやこぶみかんの皮を効かせた、本格的なタイカレーが手軽に味わえるのが魅力。なかでも定番なのが「チキンとタイカレー」シリーズです。あっさりした辛さのグリーン、辛さが強めのイエローなどのバリエーションがあり、このシリーズは100円ショップで販売されていることもあります。温めなくてもすぐ食べられるのも売り。ココナッツミルクとバターの効いた「チキンとインドカレー 黒カレー」もあります。「深煮込みカレー 中辛」は可もなく不可でもなし。
清水食品と新宿中村屋が共同開発した「サバカリー インドカリー仕立て」もネット通販では大人気です。新宿中村屋ならではのココナッツミルクの味がかすかにします。
エスビー食品の「サンバードビーフカレー中辛」。ビーフだけれどスパイスカレー。インド人もびっくり。野菜少なめですが缶詰としてはなかなかのお味です。これはおススメ。人気メーカーですがスーパーなどには置いてないことが多いので通販頼りです。「ディナービーフカレー」はフォンドボーがベース。だから価格もそれなりです。玉ねぎも丁寧に炒められています。
ハインツ日本の「ビーフカレー シェフスペシャル」。マッシュルームがポイント。これも通販頼りになるでしょう。
信田缶詰の「イワシカレー」。油で揚げたひと口大のマイワシが具材の主役になった、ちょっと珍しいイワシカレーです。ニンジン・ジャガイモなど、日本でおなじみのカレーの具材に特製カレーソースをプラス。和風カレーです。
ココイチからは「CoCo壱番屋監修さばカレー」。やや辛口。おつまみとして推奨されています。魚臭さは処理されています。
老舗の中村屋は「調理缶詰 インドカリー チキン」。クミンやコリアンダーなど、さまざまな香辛料をたっぷり使ったインド風カレー。
はごろもフーズの「清水もつカレー」。地元の静岡市清水地区の居酒屋では定番のおつまみであるもつカレーです。だしの効いたカレーソースで国産の豚もつを煮込んでおり、そのままお酒のアテとして食べられます。県内の高速道路サービスエリアにもあるとか。
飛騨ハムの「ビーフカレー」。これは調べていて初めて知りました。飛騨牛と淡路の玉ねぎを使用。出汁はビーフブイヨンだそうです。
まだまだいろいろな缶詰カレーがあるようです。そのうち取り上げるかもしれません。
子どものころの土曜日、母親が用事で不在のとき、昼食に缶詰のカレーを温めてよく食べていました。メーカー名が「santa」だったのは覚えています。調べてみたら仮名遣いの「サンタ」というメーカーはありました。しかし別物で缶詰もあるのですが、伊勢丹や三越の通販で取り扱っていました。
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