人が
嫌いと
思っただけでも
世間が
狭くなる
人…世の人々。一般の人間。また世間。世俗。＊源氏‐夕顔「下が下と、人の思すてしすまひなれど」
きらう(きらふ)【嫌う】
〔他ワ五（ハ四）〕（「きる（切）」と同語源という）
1 捨てる。除き去る。＊続日本紀‐天平宝字元年七月一二日・宣命「穢き奴どもを伎良比（キラヒ）賜ひ」
2 いやがる。好まない。忌みきらう。＊百法顕幽抄平安中期点「互ひに相ひ非し斥（キライ）て仏教を残はむ」
3 連歌・俳諧で、句の配列上、同類のことばを付けることを忌み避ける。ある特定の語を特定の場所に使用することを避ける。＊連理秘抄「韻字物の名と詞の字と是をきらふべからず」
4 選び捨てる。差別する。わけへだてする。＊竹取「男はうけきらはずよひほとへていとかしこくあそぶ」
おもう(おもふ)【思う・想う・憶う・懐う】
〔他ワ五（ハ四）〕（「面（おも）」と同根といわれ、原義は「顔に現われる」の意という。一説、「重い」の「おも」と同根とも。「考える」は、「筋道を立てて客観的に判断する」という場合に多く用いられるが、「思う」の方は、想像、決意、心配、恋情など、主観的、感情的な要素が強くはいっている）
1 （はたから見た様子を示す語が上にあって）そういう顔つきをする。（気持を）顔に表わす。＊竹取「つらづゑをつきていみじくなげかしげにおもひたり」
2 物事を理解したり、感受したりするために心を働かす。断定、推量、回想など種々の心の働きにいう。�“獣任垢襦�思慮する。＊万葉‐三七七二「ほとほと死にき君かと於毛比（オモヒ）て」�△修Δ世反爾�信じこむ。また、自信をもつ。＊竹取「世の中に見えぬ皮衣のさまなれば、是をおもひ給ひね」�Ａ杼�する。予想する。また、こうだろうと推量する。＊万葉‐九〇四「於毛波（オモハ）ぬに横しま風のにふふかにおほひ来ぬれば」�げ鸛曚垢襦Ｄ描曚垢襦�＊書紀‐仁徳即位前・歌謡「苛（いら）なけくそこに於望比（オモヒ）愛（かな）しけくここに於望臂（オモヒ）」�ナ�事に対して、自然にある感情をいだく。感慨をもよおす。感じる。＊古事記‐中・歌謡「古波陀嬢子は争はず寝しくをしもぞ愛（うるは）しみ意母布（オモフ）」
3 ある対象に心を向ける。そちらへ強く心がひかれる。�，海Δ靴燭い抜蠅Α４�望する。こうしようと決心する。決意する。＊古事記‐中・歌謡「さ寝むとは吾は意母閇（オモヘ）ど」�∧�事を心にとめる。気にかける。また、あれこれと心配する。心を悩ませる。＊万葉‐三九六七「山峡（やまがひ）に咲ける桜をただ一目君に見せてば何をか於母波（オモハ）む」�Ｊ蕕錣靴�感じる。恋しがる。愛する。また、大切にする。＊万葉‐三七三八「於毛比（オモヒ）つつ寝ればかもとなぬばたまのひと夜もおちず夢にし見ゆる」
せけん【世間】
1 仏語。� 弁�lokaの訳語。壊され否定されていくものの意）生きもの（有情世間）とその生きものを住まわせる山河大地（器世間）、あるいはこれら二つを構成する要素としての五蘊（五蘊世間）の総称。�◆弁�laukikaの訳語。世間に属するものの意）世俗。出世間に対して、聖者の位に達しない凡夫などをいう。
2 人が生活し、構成する現世社会。この世の中。この世。＊竹取「見れば、せけん心ぼそく哀に侍る」
3 人の住む空間のひろがり。天と地のあいだ。あたり一面。＊大鏡‐六「俄に霧立ち、世間もかいくらがりて侍りしに、東西もおぼえず」
4 （僧に対して）一般の人。俗人。＊米沢本沙石集‐三・四「南都に或上人、世間（セケン）になりて後、子息少々ありける中に」
5 日々生活する自分の回りの社会やその状況。また、そこにいる人々。＊虎明本狂言・成上り「世間を見るによめはほどなふしうとめになる物でござなひか」
6 人々とのまじわり。世間づきあい。また、世間に対する体面。転じて、そのための経費などをいう。＊浮・日本永代蔵‐四「世間（セケン）うちばにかまへ」
7 この世の生活。暮らしむき。生計。また、身代。家産。財産。＊米沢本沙石集‐七・四「彼地頭、世間も衰へ、遂に身まかりぬ」
世間が狭（せま）い
1 交際範囲が狭い。つき合いが狭い。また、世間に関する知識が狭い。
うーん、今回は結構分析甲斐がありそうですねぇ
まず、人 自身ですが、
これだけで世間、世俗
まさに我々が生きているフィールドを
これだけで現してます
次に「嫌い」ですが
何か自分の好みに合わない
くらいに思ってましたが
それだけでなく
これを「選び捨てる。差別する。わけへだてする。」
まさしく、人 にわかるように
態度に出してしまってますね、この状態は
で「世間が狭（せま）い」
交際範囲が狭い。つき合いが狭い。また、世間に関する知識が狭い。
3番目の「世間に関する知識が狭い」
というか、自分で狭める行為なので
自業自得というか
でまとめてみますと
自分の置かれているフィールド、環境を
その中で共存している
自分以外のもの
につき、
わけへだて、選り好みをしていると
どんどん
自分の生きる場所を
（自ら）狭めてますよっ
という
うーん、まさしく
忠告ですね、これは
『その中で共存している
自分以外のもの
を相互理解しようと努め
決して自分の尺度で
選り好みなく
明るい方を向いて
日々を過ごしていきましょう』
と(^O^)ニコニコ学的には
まとめておきたいかな
と思います(^^♪
smile(^O^)
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