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2022年05月25日23:04

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サウナと発汗と健康と

これまで毎日のように利用するサウナの健康効果について考察してきました。

サウナでととのうと言われていることは?
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今回は発汗そのものの効果効能についてです。

公益社団法人サウナ・スパ協会公式サイトから引用します。

なぜサウナは健康によいのか

 サウナが健康によい、といわれる理由―その秘密は、全身から流れ出る汗にあります。また、サウナ浴の時には、血行や呼吸など、他の身体機能も亢進し、それが汗の作用にプラスされて、さまざまな効用をもたらします。

●汗のメカニズム
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 汗には大きく分けて、二つの働きがあります。
 一つは体内の老廃物を分泌して、身体や皮膚を清潔にする働きで、尿と同じように過剰な塩分や有害な重金属を体外に排出します。
 もう一つは体温を調節する機能です。発汗によって体温の上昇を抑え、身体全体のクーラーのような役目を果たします。
 1回のサウナ浴で出る汗の量は約300〜400ミリリットルですから、汗のもたらす健康・美容効果が十分に得られます。



● サウナによる身体機能の変化

 高温のサウナに入ると、血流が増し脈が速くなる、血圧が上がるなど、身体の各器官に機能亢進が起こります。その結果新陳代謝が活発になり、乳酸などの疲労物質は汗と共に体外に排出されます。
 循環器系の働きが高まるにつれて、肝機能や自律神経系、副腎の働き、神経ホルモンなども関連しあって、熱気に対応する態勢をつくるのです。
 こうした身体変化は高温のサウナほど著しく、低温のサウナでは比較的少なくなります。

●脈拍数の変化

 サウナに入った直後、脈拍数は急激に上昇します。初期上昇といって、交感神経の緊張によるものです。ついで数分後に、ゆるやかな二次上昇がみられます。これはサウナで身体が暖まって血行がよくなり、心臓から送り出される血液量が増加するからです。ちょうどジョギングなどをしたときと同じ状態になるわけです。
 サウナから出ると脈拍数は減り、20〜30分で平常に戻ります。

●血圧の変化

 血圧はサウナに入るといったん上昇しますが、浴後は降下し、その後入浴前より低い状態が続きます。 一般に80〜90℃のサウナに長時間入った後は、約10〜15mmHg(ミリメートル水銀柱)の低下が2〜3時間続くのに対し、100℃では浴後10〜20分血圧が上昇したままの場合もあります。
 血圧の昇降にはサウナの温度が大きく関連するので、入り方や温度を調節すれば、上手に血圧を下げることができます。実際に高血圧の人が家庭で低温サウナに毎日入浴して、降圧効果をあげている例もあります。

体内に四つの体温計

 サウナの中で上昇した体温は、汗だけで冷却し、体温調節をしているのではありません。アメリカ、ペンシルベニア大学のJ.ハーディ教授によると、体内には四つの体温計があって、二つは熱測定用、二つは寒さ測定用です。
 この一対は皮膚の中にうずまいていて、皮膚の僅かな温度変化でも敏感にとらえ、あとの一対は脳の中にあって、体温があがり、血液温度が上昇すると反応します。
 サウナに入ると、身体の中のこの四つの体温計が温度を読みとって脳の中枢に伝えます。そして脳の中枢は、血液の濃度、心臓のポンプ作用や血液循環の速度、血圧や呼吸などの働きの調整をします。
 このような身体の中の恒温装置(サーモスタット)によって、サウナ室温に対応した体温冷却の働きが行われています。
 日ごろ私たちの身体は、夏は冷房、冬は暖房と甘やかされています。自然の温度変化に遭遇しないため、この四つの温度計は使われず、サーモスタットの働きがにぶくなり、季節の変わりめには風邪をひいたり、夏バテ、夏痩せ、熱中症など温度変化に弱くなってきています。だからいまこそサウナ健康法の時代なのです。

https://www.sauna.or.jp/kisochishiki/saunabook_2.html
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